借家住まいの身として、いつもアンテナを張っている裁判所の判断に「敷金」と「更新料」等 家賃以外のコストがあります。昨日、この2つがすごく高額になっている京都で「更新料は消費者契約法上違法である」という地裁判断が出たとのこと。ひとまずメデタシメデタシです。
個人的には 前家主と敷金返還でやりとりしたとき、一番使わせてもらったのがこの”消費者契約法”ですが、条文は極めてシンプルなのに、カバー範囲が広くかつ明確。更に、金銭がらみだと少額訴訟とセットにすれば、鬼に”金棒”とまではいかなくとも、”木製バット”くらいにはなりそうです。
家主側も控訴するでしょうから、借り主不利判決が出ている地裁分まで併せて、サッサと最高裁で判断をもらうか、役所が判断を示すかを次回の注目点にしておく予定で、2012年の金環食前にはスカッとなることを勝手に期待しています。
ちなみに敷金返還に関しての最高裁判断は、こちらのホームページで一覧でき、最近は賃借人有利が続いているようです。
PTAの行事で、学校の軒下をかり 水鉄砲大会とそうめん流しという すてきな組み合わせのイベントがありました。
子どもが主役で、保護者は水の供給役。鉢巻で頭に固定した相手の「マト」(金魚すくい時の網)をどれだけ破れるか?というのが、勝敗のカギを握ります。ジッと見ていると、子どもにも玉砕型、参謀型、逃避型などいろいろなタイプがいて感心しました。
サッサと破れたチビッコは、調理室横に作られた特設ステージでそうめん流し三昧。ボクも対戦が終了したあと少し頂きました。
外は警報が出るほどの大雨でしたが、この日の午前中はとても楽しめました。
近所の子供会主催のラジオ体操もはじまり、スタンプをもらいにチビが通っています。いよいよ夏休み本番なので、一応必須アイテムを準備しました。
まずAは、長崎市民プールで始まる「チビッコ水泳教室」の木札(参加証)。週3回泳ぎを教えてもらいます。
そしてBは、言わずと知れた日食グラス。工作したのと、頂き物です。
最後にCですが、チビのリクエストで買った映画チケット。このほかに学童で別の1本にもつれていってもらえるため、充実したシネマライフが送れそうです。
ところでなかなか梅雨明けしない長崎ですが、海は夏色。長崎港には高価なイージス艦が停泊中でした。三菱製なので里帰り帰省中でしょう。
山の上には、入道雲未満の雲がもくもく あまりの暑さに、100円アイスで休憩しました。
題名には惹かれなかったのですが、ウッディアレン監督ということで、映画の日に強行(3本鑑賞)して観ました。
映画は冒頭から、めんどくさい「前置き」や演技で説明するには時間がかかりすぎる雰囲気などを「ナレーション」でささっと飛ばしてすすみます。バルセロナの風景も勿論出てきてバカンス気分も多少味わえますが、登場人物達の関係がころころ変化して、なかなか目が離せない展開に。
というのも、この作品でオスカーをゲットしたペネロペ・クルスの狂気混じりの演技が、映画の後半を決めていて、前半に目を楽しませてくれる通称”スカヨハ”のスカーレット・ヨハンソンも出し抜かれているから。最初は主導権を握っていたはずの、男性芸術家もこの二人にたじたじで、全般的に単なるどたばた、痴話げんか風のストーリーになっていますが、場面場面の映像は完成度が高いとおもいました。
この作品 全編英語なのですが、10%出資したカタルニア州の市民はそのことにカンカンだということです。元々バカンスで遊びに来たお気楽外人達の話なので、期せずして?地元からオスカー女優を出したことの報酬と考えれば安かったのではないでしょうか?
今日の朝刊に、野村に買われて経営再建中?(かつて成功した時期もないハズですが)のハウステンボスが、いよいよヤバいと1面で報道されています。史上最低を記録した昨年の入場者数を更に3~4割下回って、超低空飛行中だとか。
5月の最終日に、場内バスが廃止される前に記念?乗車するぞと、チビを連れて出かけたときも、すでにやばい兆候だらけでした。
その1 入場門に一番近くて便利な駐車場を管理しきれなくなって閉鎖。
その2 場内の店舗やイベント施設がかなり閉鎖されていて、まるでシャッター商店街を体験に、わざわざ金を払っているような馬鹿馬鹿しさが味わえる。(長崎市や諫早市でいくらでも無料体験できますから・・・)
その3 場内バスはとりあえず存続するらしいのだが、三十分に1本しか動かない上、たったの1台で運行。そのバスも、雰囲気などマルでないこれ。
その4 閉鎖した店舗と同じだけ?自販機が増えているが、これまた値段が割高で客は買わない。
などなど・・・衰退するマチの見本市のようで、わが家も会員カードの次回更新を考え直すことにします。
ちなみに植物や動物は相変わらずの人気で、心なしかいつもお腹を空かせているハクチョウが気の毒でした。ちゃんと餌もらっていますか?
唯一面白かったのは、ゼクシーで馬車のあとを追う係員がキビキビしていたこと。チビも乗りたがったのですが18歳からだということで、それまで施設が残っていれば待つことにします。
明るい展望が開けないハウステンボス・・・どうなるのか、目が離せません。
まだ熱帯夜がないためなのか、中層マンションに暮らしているわが家では、クーラーどころか 扇風機さえも不要なほど、風がスースー入り気持ちよく寝付けます。
道を挟んでお隣は、その名も「寺町」というお寺が数軒並んでいるエリアで、開けっ放しの窓から、儀式に関する音が聞き放題。特にあさ5:30~始まる木魚の連打は、はじめの頃目覚まし時計替わりだったのですが、この頃眠気を誘う子守歌替わりになってしまいました。
先日は木魚のお寺から、沢山の托鉢僧さんが出発しているところに遭遇。普段境内には見かけないお坊さんの数なので、どこから来たのか不思議でした。
梅雨の真っ最中に白米が無くなり、田んぼが少ない長崎市にはコイン精米器が普及していないため、隣の諌早市へ20㎏の玄米を抱えて 精米に行きました。
その途中 5月にETCが完備し、紙の回数券が廃止になった長崎バイバスで 手持ち分の払い戻しを受けようと、事務所へ立ち寄りました。戻ってきたのは2600円だったのですが、チビ1号と二人で諌早名物「うなぎ」を食べるにはかなり不足(2500円/人前ですから・・・)。
仕方がないので、思いつく店と予算を突き合わせ、結局ピザを目当てに以前住んでいた団地の近くにある「らてん(本当は漢字です)」に入りました。ボクは人気メニューだという「トルコライス」にして待っていると、登場。でっかい海老がシンボル?のようです。
この日は余り身体を動かしていなかったので、このヴォリュームを胃袋に納めるのに一苦労でした。心なしか、水っぽい御飯が気になりましたが、諌早にもトルコライスがあることが嬉しかったので、大目に見ましょう。
専門家のホームページにも登場していますので、興味のある方はお試しを。
来週はいよいよチビの大好きな(まあ大人も好きですが)夏休みスタート。・・・ということで、身近な行事へ出来るだけ参加して楽しもうと、学校や市役所、それに新聞のチラシからネタを探し、「往復ハガキ」で参加申し込みをしています。
幸い?チビッコ水泳教室からは当選通知が来たので、あとはピザ作り、工作教室、味噌造り、万華鏡づくり・・・などなどの返事待ち。
ところで、今年の長崎くんち(10/7~9)の自由席整理券(神社の階段に座るのですが)は、史上初めて往復ハガキによる抽選方式になったのだとか。
コレまでだと、整理券をもらうのに尋常でない努力(徹夜で並ぶなど)を要したらしいのですが、今年は運だけがたより。8月いっぱいが受付期間なので、早速3日間*家族分のハガキを新に調達しなくてはなりません。当選すれば、仕事と学校はお休みになりますが、運試しに興味のある方は こちらをのぞいて下さいね。
いつも麦茶入り水筒を持たせているので、自動販売機に縁のないわが家ですが、6月頃から雲行きが変わってきました。
その原因は「ウルトラサイダー」。中身は単なるサイダーですが、缶のデザインがウルトラ兄弟のボディー?になっており、メーカーによると6種類あるのだとか・・。
で、自販機を見つけるたびに立ち止まり のども渇かないのにチビがコレを欲しがるので、どうにか引き延ばして、いま2缶まで買いました。全兄弟を揃えても何も出ないので、しばらくは販売中の自販機をなるべく避けて歩くことにしようと、ケチ親父は考えています。
チビ達が生まれる前からわが家にある、ホームベーカリー機。朝晩バタバタだった保育園時代が終わり、引越の時に再発見されて、約8年振りに使い始めました(とっくに耐用年数が過ぎてもいい、92年製の製品でした)。
で、珍しい食べ物作りにどん欲なチビ達は、すすんでお手伝い。寝る前に強力粉などを測るだけででは飽きたらず、休みの前日だったので、クルミを割ってパンに入れることになりました。
粉と一緒にクルミを投入すると、全部底に溜まるので、その辺はある程度「ねり」作業(もちろん機械がします)終了後、ぱらぱらと入れます。
あとは勝手に機械が膨らまして焼いてくれ、翌朝の指定時間に出来上がり。朝から芳ばしい香りがすると癒されますね。
ところで釜の一番底には羽根がついているので、パンのおしりには♪型の穴が必ず出来ます。余り熱心ではないヤマハの生徒=チビ2号は、切れ端をめざとく見つけポーズをとって楽しんでいます。
かなり前の話ですが、元旦の朝刊に邦画の大注目作品として紹介してあったのを覚えていたので、必ず観るぞ!と決めていました。なんせ21世紀になっても頂上にたどり着くには、岩場を四つん這いで登らないといけない劔岳でロケをしたのですから、その情熱に見合う作品だと相当期待してしまいます(ついでに劔岳に登ったこともないので、興味もあり)。
映画館に入るといきなり超満員(中高年多し)で、パンフレットも売り切れ状態。ボクと違って大半の方は年中1000円(高齢割引)で入場できるので、それだけ大ヒットしている証拠です。
同じ新田次郎原作による、「八甲田山 死の彷徨」同様 雪や暴風雨が沢山登場する作品なので、蒸し暑い7月に観るのはぴったり。ただし、自然の恐ろしさ以外、怖い場面は少なく、逆に紅葉や雷鳥やニホンカモシカなどの動物が散りばめられて、山の美しさも充分味わえる映像が盛りだくさんでした。
出演キャストでは、案内人の長治郎役をつとめる香川照之が圧巻で、彼の歩きを正面からとらえたアップも出てくるのですが、完璧にはまっていて 惚れ惚れしました。
なお劔岳は弘法大師の伝説があるところですが、昨日まで読んでいた原作では、となりの立山の開山を飛鳥時代の佐伯有頼という人がしたことになっているので、弘法大師の本名=佐伯氏(ただし四国の佐伯氏)つながりで、そんなストーリーになっているのかな?と思いました。
最後にはどんでん返しも用意され(ここでは書きませんが)、掛け値無しに山の厳しさを味わえる印象深い作品でした。
実家の主が海外で遊んでいる間に、伸び放題の庭を散策(というほど広くないが・・)しました。
ボクにはタダの雑草にしか見えなかったのですが、カミさんが「ミントだよ」と教えてくれ、チビ1号にも手伝わせて 沢山収穫。帰宅後ベランダで乾燥させ、今では手作り芳香剤?入浴剤?として重宝しています。まだしばらく楽しめそうです。
また、同じく雑草の中にでっかいアオムシ発見。もう餌を食べ尽くし、これからサナギになるところだろうと勝手に判断し、自宅へ移送。その翌日、ちょうど学校の授業でチョウチョを学んでいるチビに持たせました。見事なキアゲハになったそうです。
ちなみにわが家のカブトムシ、5匹生まれたのですが1匹を除き全てメスのハーレム状態。一夫多妻制の家庭と同居することになってしまいました。