必ず冠をつけて呼ばれる、チャン・イーモウ監督の最新作で、長崎ではしばらくお目にかかれない為、有楽町で見て来ました。
文化大革命の時、僻地へ下放された旦那と、心ならずも党の方針に従い、脱走した旦那をかくまえなかった妻や、娘の姿が、恐らく当時のママを再現して丁寧に描かれています。
フランス文学の教授だった旦那が、どれほど過酷な目にあったのか、中国の人ならピンと来るのでしょうが、僕らにはよく分からないところで、もう少し深く描いて欲しかったとは、思います。
ところで、背景で感動したのは、当時の生活スタイル、例えば公用電話、人民公社、人民服などが、経済発展を遂げた今の中国の姿と、全く重ならないほど、不衛生で、政治はメチャクチャだけど、素朴で、支え合いの残る暖かい国だったと作品に語らせているところです。
結局、最終的に分かりあえなくても、幸いのカタチに納まった、ホンワカする作品に仕上がっていました。
文化大革命の時、僻地へ下放された旦那と、心ならずも党の方針に従い、脱走した旦那をかくまえなかった妻や、娘の姿が、恐らく当時のママを再現して丁寧に描かれています。
フランス文学の教授だった旦那が、どれほど過酷な目にあったのか、中国の人ならピンと来るのでしょうが、僕らにはよく分からないところで、もう少し深く描いて欲しかったとは、思います。
ところで、背景で感動したのは、当時の生活スタイル、例えば公用電話、人民公社、人民服などが、経済発展を遂げた今の中国の姿と、全く重ならないほど、不衛生で、政治はメチャクチャだけど、素朴で、支え合いの残る暖かい国だったと作品に語らせているところです。
結局、最終的に分かりあえなくても、幸いのカタチに納まった、ホンワカする作品に仕上がっていました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます