5/1はメーデー・・・・と、映画の日だったので、今年初めてスクリーンを眺めに出かけました。ちまたで話題の、クリントイーストウッド監督主演の「グラン・トリノ」。
ミリオンダラー・ベイビー、硫黄島2部作と同様、生と死が大きなテーマです。それに加えて、イーストウッド本人の頑固そうな容貌そのままを、廻りの変化について行けない嫌われ者のジジイとして演出し、アメリカが起こした戦争がらみで移民になった隣のアジア人家族と少しづつ交流するプロセスがとても面白く観れます。作品自体は、評判通りの作りでおすすめです。
ストーリーは観ていただくとして、悪役のギャングが色々入れ墨しているのですが、そのうちの一人は胸に漢字でデカデカと「家庭」と彫っていて、笑いどころも結構あります。
この作品のあと、別のシネコンで観た「スラムドッグ$ミリオネア」の客が多かったのは、アカデミー賞総なめだから仕方ないとしても、グラン・トリノもほぼ満席。料金が安ければ、まだまだ映画館に出かける人は多いんだなー、と余計なことにも感心しました。
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