
すぐ隣県に住んでいるのに、初めてお邪魔する・・・というスポットがまだまだ沢山残っています。佐賀の有名な温泉地 武雄もそのひとつ。今回 佐賀バルーンフェスタに早起きして出かけたので、帰り道の眠気覚ましと好奇心で、日帰り入浴することにしました。
祝日の昼過ぎに狭い国道から入ったところに、派手な門が待ち構えています。コレが東京駅を設計した地元(唐津)出身の 辰野金吾先生による「楼門」で、重要文化財。門の奥にある新館
と呼ばれるかつての浴場も同様です。どちらも外観は”竜宮城”みたいで、今同じモノを作ったら「悪趣味だ!」と反対されそうですが、当時はこれくらい目立たないと と言うことだったのかもしれません。新館には男女別に3つの浴槽があり、庶民向けの5銭湯でも
このとおり、いつお湯が張られてもおかしくない立派なものでした。
今入浴できるのは 楼門傍の元湯など。チビが浴槽で泳ぎ出すのを監視しながらも、ツルツルした肌触りで気持ちよく休憩できました。湯上がりに「コーヒー牛乳」を飲んでいた休憩スペースのテレビに、かつて登った北アルプスの槍ヶ岳を目指す女性登山家とNHKアナウンサーの縦走番組が写っていて、結局面白くて最後まで見てしまいました。
来年高速が無料になったら、インターも近いので、もっと頻繁にお邪魔しようと思いました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます