仕事で出かけた佐世保で、今年オープンしたばかりの小学校を見学させてもらいました。
狭くて 段差のある敷地を有効活用するため、(法律上は)5階建ての校舎を斜面にはわせ 周囲に威圧感を与えないようにしています。また、廊下と教室の壁がない オープン形式を採用し、さらに各教室からは 広いベランダ(下の建物の屋根になっている)へのアクセスが容易になっています。高学年の授業中もこんな感じで、見学者慣れしているのか、黒板と先生の話に集中していました。
ベランダから見るとこのように見えます。なんだか、人研の水場に違和感を憶えますが・・・。
ベランダには 日影を作るというより アクセントとなる、幕構造のパーゴラ?東屋?が配され、恐らく子ども達がくつろぐのでしょう。
内部で他に注目したのは、バリアフリー度。1~5階までを貫通するエレベーターがあるほか、多目的トイレも完備。更に、便器も半分以上が洋式(腰掛けタイプ)で、学校もようやく世の中に追いついてきているなーと思いました。
最後に リスク管理のお勉強をしました。外来者が必ず通る玄関は、ガラス張りの職員室に面していて、結構注目を浴びます。しかも、サスマタが見えるし。また、子どもと大人用に 近所の危険マップが大きく表示してあり 「渡る世間は鬼だらけ」のような印象を持ちました。マップにある「空き家」や「段差」は、子どもにとっては絶好の遊び場なので、”危険箇所”の制覇を目指している子もいることを こっそり期待してしまいました。
学校の皆さんお騒がせしました!
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