出来たばかりの九州国博@太宰府や、長崎歴博へ行く前に、まず基本を整えようと、上野の東京国立博物館へ侵入しました(入場料430円払って)。これまで訪問の記憶がないので、恐らく初めての体験です。
元々の目当ては、NYのMOMAを任されるほど注目されている谷口吉生さんによる法隆寺宝物館。GWにすぐソバの動物園には寄りましたが、子連れで来るところではないだろう・・・・(→常識バイアス作動)ということで、単独行動のチャンスを待っていたのです。
外観も内部も、グリッドというかバランスというか、「何も足さず何も引かない」という緊張感がずんずん伝わってきます。また、われらが長崎県美術館にもあるルーバー(マリオン)は、さすがにこちらの方が洗練されています。
幸い東京国博では、ノンフラッシュ撮影Okなのでバシバシとシャッターを押せて、居心地も良く、国宝級約60体の仏像が並ぶ展示室も(少し暗すぎますが)このとおり。一体一体拝観?すると、6~7世紀の仏像は個性豊かで、愛嬌がありました。
日頃、ざわついている美術館や図書館になれている身には、心地よい緊張感を持って楽しめる貴重な時間を過ごせました。
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