“ディズニー映画=長期休みの鉄板 ”という方程式は苦手ですが、『ズートピア』はあまりに評価が高いので、ミーハーはおじさんはもちろん観に行きました。しかも1人だったので、怪しまれないよう、マスクとサングラスで( ^ω^ )
頭の固い大人の、動物に対するイメージは小さい頃から刷り込まれていて、肉食と草食は共存できないとか、逆に人間がいないと、ジャングルブックのように、平和な世界が拡がるという極端なストーリーしか描けません。
ズートピアでは、動物の世界にも、種類を問わず平等な扱いがなされ、さらに職業?選択の自由も与えられている、、、、という建前から物語がスタートするので、人間も一気に引き込まれます。
草食動物の中でも、一番か弱そうなウサギを主人公にして、社会の矛盾、腹黒い詐欺師、決めつけてかかる上司などから次々に打ちのめされ、嫌な話がテンコ盛りな中、身近な事件をきっかけに、すべてをひっくり返して見せるところが、痛快な作品です。
また、ヒツジにナマケモノといった、悪さをしなさそうな動物にも、別の一面があるんだとか、小さなハツカネズミが、筋骨粒々のシロクマをボディーガードにして、権力を握っているとか、サイドメニューにも、抜かりがない作品でした。
子どもにも見せたいけど、大人にはもっと見せたほうがイイ映画だと思いました(^_^;)
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