SNSでも少しつぶやいたんですが、私がガーデニングにのめりこむようになったのは話せば長いんですが…3年前、アトリエに借りていた家を突然撤退することになってからです。
まー心のリハビリなんでしょうね。
園芸好きの大家さんと仲良くしていた時は一緒にバラの花を見に行ったり植物園へ行ったり、大家さんの留守中にはトマトの水やりを私がやったり、ほかにも花の苗を分けてもらって、その時にもらった花は今年三世代目の花を咲かせています。
クロタネソウという名前で、アメリカのご親戚から種を送ってもらったとか。
フウセンカズラのようにプックリ膨らんだ種の袋はドライフラワーで見たことがあります。
今は楽しい思い出だけ取っておくことにしています。
理由はここには書きませんが部屋を出ていったあと、疲れた心に響いたのが「星の王子様」の物語で、別れの悲しさを前に「仲良くなんかならなければ良かった」と思う王子へキツネが「黄色く色づく麦畑を見て、王子の美しい金髪を思い出せるなら、仲良くなった事は決して無駄なこと、悪い事ではなかった」 と言った言葉でした。
それで、漠然と「星の王子さま」に出てくるバオバブを育ててみたい。と思ったわけで…。
「星の王子さま」ではバオバブは星を荒らす怖い樹ということになっているけれど、実際は生活にとっても役に立つ植物なんだとか。
そのギャップが良いよね。
先日白い根がチョロっと出てきたバオバブ、植え替えて日に日に成長しています。
もうすぐ双葉が出てくるかな。
あと2つ発芽を待っている種があるんですが、ずいぶんふやけてきたのでもうすぐ芽が出てきてくれるんじゃないかと期待しています。
それにしても今年は梅雨明けが遅い。
もう少し温度が上がらないとまた腐ってしまいそう…早く芽を出してー。