門前の小僧になりたいくらげ

学究的な空気に憧れて専門家の周りに出没しては雑感を綴るブログ。化石鉱物系がやや多し、の予定。

世界最大のプラネタリウムを持つ科学館〜2018.05.04 愛知県 名古屋市科学館〜

2018年05月24日 | 博物館

 ドーム内径35mという「世界一大きいプラネタリウム」で有名な科学館。くらげびとが行ったのはGW中だったため、(結構広い公園内に建っている科学館なのに)その敷地からはみ出そうなくらいチケットを求める方の行列ができていました。何回か訪れたことのある科学館なのですが、毎回この行列の長さに圧倒されて、くらげびとは未だプラネタリウムに入ったことがないです。

(他日撮影したプラネタリウム外観。SF小説に出てきそうです。)

 さて、ここは科学館、プラネタリウムだけでなく参加型の展示もすごいです。6〜7階建ての建物に大きく分けて理工館と生命館、天文館の3エリアがあるのですが、ー30℃の部屋でオーロラ映像が見られる極寒ラボ、そびえ立つ2基の巨大コイルを使った放電ショーが見られる放電ラボ、竜巻ラボに生命ラボ、水の広場にサイエンスステージ、etc.と各階に目玉アトラクション(?)が用意されています。他にも体を使って楽しめる展示がたくさんあるので、何度来ても目新しく(というより、一度で全部回れない)、リピート率も高そうです。今回もくらげびと一家、時間のかかる有名どころは一切回っていないのに、2フロアほどで時間切れです。はたして全制覇できる日は来るのでしょうか?

              

 

 参考:名古屋市科学館公式サイト

 


マプサウルス〜2018.5.04 名古屋市科学館〜

2018年05月22日 | 古生物学・地学

 

 

 マプサウルス(Mapusaurus roseae、大地のトカゲ)。アルゼンチン・ネウケン州のボーンベッドからみつかったマプサウルスの骨は少なくとも7個体分以上あり、その推定全長も6mー13mとまちまちだそうです。これは素直に解釈すると「群れ」をなしていたと考えられ、従来の大型獣脚類単独行動説を覆す発見として結構熱を帯びた報道がされていたのを覚えています。Wikipediaによればこのマプサウルスの復元骨格は2009年に国立科学博物館と大阪市自然史博物館で公開された後、2011年から名古屋市科学館で常設展示されているそうです。

 で、恐竜FREAKである息子その1の感想はといいますと

「頭がでかすぎる。」

・・・それはくらげびとも感じました。でも大型獣脚類というか、一般的な肉食恐竜のイメージって、こんなんよね。現生動物を見慣れた目には頭でっかちですぐコケそうに見えるけど。まあ、マプサウルスの復元時に完全な頭骨の化石は発掘されていなかったそうなので(今もかな?最新情報知りません^^;)、復元するにあたってどの近縁種の頭骨をモデルにするかってところも大きく影響するとは思います。

「これね、(テレビドラマの)ガリレオの撮影に使われたんだよ」by息子その1

・・・親が知らない情報をどこから得ているのだ君は・・・!

 

 

参考:名古屋市科学館公式サイト


PET-CT 検査について

2018年05月21日 | 日記

 先日はCT検査がありましたが、このたびPET-CT検査デビューもいたしました。FDG(≒放射線タグのついたブドウ糖のそっくりさん)を静脈注射して、FDGの集積する場所を画像化する検査だそうです。FDGが放射線を出す物質なのはその放射線を感知して画像に取るから。そしてブドウ糖にそっくりさんなのは癌や炎症部位など細胞分裂の多い場所はブドウ糖を多く消費する=ブドウ糖が集積するから、ってことらしいです。(ちなみに同時にCT撮影するのはPET検査のみだと臓器境界がわかりにくいから。)まあ、手っ取り早く言うと「癌細胞の餌を体内に入れて、食いつき具合によって癌がどれぐらい悪さしているかを見るよん」って意味合いの検査なのですな。

 が、正直なところFDGが集積するのは癌の部位だけではありません。炎症部位にも集まりますし、ブドウ糖を多く消費する臓器にも集積します(脳とか心臓とか生殖器とか)。そして最終的に尿として排泄されるので腎臓などにも溜まるとか。って、それ、骨とか手足、胃腸くらいしかすっきりと調べられないんじゃ?なんというか、PET検査ってもっと万能選手なのかと思ってました。

 何はともあれ検査終了、直後から軽い吐き気と軽い頭痛はあったものの悪化することもなく、2日ほどで治りました。

 

 追伸:gooブログのカテゴリに「闘病」があるのには驚きです(ブロガーさん、多いんですね)。今回の記事は一応ここに入れてみたけれど。。。闘病カテ、不定期継続予定、か?


CT検査について

2018年05月19日 | 日記

 先日久しぶりにCT検査を受けました。以前にも検査したことあるのでタカをくくっていたら、結構なレベルの吐き気と頭痛がなかなか治まらず、その日のうちに病院に逆戻り、、、はたから見ると意識も飛んでいるように見えたとか?(目は開けにくかったし言葉も出なかったけど、意識はあるつもりでした^^;)

 結局は血圧低下も見られず、その後すぐに回復したので、単なる副作用ってことで病院を後にしたのですが。。。造影剤ってそんなに影響力あるもんなのか?そういえば以前も(造影剤や方法は違うけど)MRI検査で吐いたなあ、と少々驚いた次第です。

 ちなみにお医者さんには後日「副作用出たらどうしようと気にしすぎると余計に(気のせいで)副作用出ますよ」的なこと言われました。あらま。くらげびとってばそんなにデリケートに見えるんだ?(どの病院行っても薬に関しては毎回似たようなこと言われるのでちょっと嫌味モード。好きで副作用出てるんじゃないやい!)


摘果桃の利用法〜2018.05.18〜

2018年05月18日 | 日記

 毎年この時期になると桃が摘果の時期を迎えるのですが。大きさも色形も青梅そっくりで、何かに再利用できないかなあ、とついつい気になってしまいます。ネット検索をかけるとジャム、シロップ漬け、アチャール(インド風ピクルス)、、、とそれなりにレシピは出てくる様子。。。試してみようかな。まずは少量で。(過去に挑戦した梅ジャムみたいに苦いのができそうでちょっと怖いけど。)