暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

添加物

2017年10月25日 | 古民家

 いろんな基準や決まりごとがあってうまく事はまわっていると思います。

食品の産地や使用されている素材がなにかなど・・・

最近は社会がきびしい目で見ているのか、SNSですぐに取り上げられて

拡散してしまうのか規制がきびしくなっていく世の中です。

この間スーパーで買い物をしていて、「ハム」の表示を何気なく見ていると

ほぼ原材料は外国でした・・・

~ハムと、ある地域名の商品がありましたが、原材料は海外・生産地は他県・販売元も他県??

食品の安心・安全は本当に大丈夫なのだろうか??と思う出来事でした・・。(おおげさでしょうか?)

欧州では車の規制がますます厳しくなっています・・・。

建築業界はどうでしょう?

新建材(いろんな素材を組み合わせて工場で作る加工建材)は性能の良いものが開発されて

木造住宅で言えば、断熱材・合板材はどは耐震や・防火・気密の規制や取り組みの関係で

沢山の商品があります。

壁の断熱材に昔から使われている「グラスウール」も高性能グラスウールと言って密度の高い、施工性の良いものが

出ていて、発砲系の「スタイロフォーム」などに近い性能もあって、価格の面でも、耐火性の面でも良くなっています。

古民家では「土壁」「漆喰」で断熱性能はよくありませんが、日本の気候風土に合わせ

高温多湿の夏をどう快適に生活するかを旨として住まい作りがされてきました。

防火の面では対策されてる以前の問題になりますが、火元の注意は今も昔の気を付けるのは変わらないので

素材としての安全はと言いますと・・・

今は☆(星)のマークで表示されていて、☆☆☆☆が一番人にやさしい商品ですとうたっています。

合板・フローリング・キッチン・扉・・・いろんな商品に表示義務があります。

でも無垢材には表示義務はありません・・・接着剤を使っていないからです。

構造材の柱や梁には記号でその強度や含水率(木の乾燥状態)が表記されています。

丸太の手加工の材料には表記がありません・・・人工乾燥されて無く、自然乾燥だからです。

加工品の性能表示は解り易くて良い事です、性能が解らないと判断も出来ないので必要だと思います。

素性のはっきりした地の物で信頼できる職人さんで、目に見える場所で地域で・・・

本来の良さを知っていただく場所・機会・取り組みがなかなか進まない・出来ていない事で

本来の良さ・価値観を伝え切れていない歯がゆさを感じます。

「ハム」で言えば、地域には自営の養豚場でおいしいお店があります。

先日お邪魔した小田原では地元のかまぼこ屋さんの揚げたてかまぼこ・・・目からウロコ

大変おいしゅうございました。

懐古主義ではありませんが、日本のいいとこもっと知ってほしいですね。

 

 

 

 

コメント (1)
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