暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

こだわり と 課題

2017年10月09日 | 古民家
 建築基準法と言う建物を建てるための法律があります。

法律が出来る前は、棟梁さんが責任をもってその構造・仕上げの管理を

行っていたそうです。

国は国民の安全・安心、多くの人が自宅を持てるように・・・と

平均的な基準を作りそれに沿って法律を整備してきた・・・のだと思います。

楽しく・安心・安全に・健康的な住まい方が出来ないかと思い考えると

こんなこだわりの考え方が最近増えてきています。

「石場立」
 

お寺のような柱が石の上に建っている建物です。

今の法律でもいろいろ頑張れば建てられますが、工夫しないと

費用がかかりすぎて現実的ではないかも知れませんが

得るところは沢山あると思います。


床下の通気も良くシロアリの心配も少なく・地震の後や、経年変化でのメンテナンスもし易く

長寿命の建物になります。


柱で建物を直接、基礎である石で受けているので、土台がつぶれたりして

建物が傾くこともありません。


今、そんな仕事の出来る職人さんが減ってきています、大学に建築学科はあっても

大工さんになるわけではありません・・・。

これからの木造建築を・建築業界をになう職人後継者をどう育てるか・・・課題は増えるばかりです。

(フリー画像を一部使用させて頂いております。)


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