モノには名前があって・・・人の名前は「姓」(名字)(苗字)・「名前」に分かれていますが・・・
庶民が「姓」を使えるようになったのは室町時代以降からのようです・・・。
その「姓」の付け方は、とても単純で・・・田んぼの近くにいたので「田辺」さん
川の近くなら「川辺」さん・・・わかりやすいですね・・・。
そうなると、地名も意味があって付けられたのですね・・・。
池や川・・・沼・水が付く地名は・・・当然その場所に水が湧き出ていたのか・・川の近くか・・・
湿地帯だったのか・・・?湿気が多くて、地盤が悪くて・・・
住まいを建てるには、あまり良い場所ではない感じがします・・・。
埼玉県に「血洗島」なる地名があります・・・。
ほぼ、誰もが知っている「鬼怒川」・・・栃木県ですね・・・。
「頭無沼」・・・福島県・・・なかなか怖いです・・・。
それぞれに意味があって・・・諸説あるようなので、すべてが恐ろしい意味でも無いようですが・・・
「血洗島」などは、利根川の氾濫から「地荒」から変化したとか・・・
片腕を切られた傷口をそこで洗ったなど・・・今となっては本当の意味は解らないそうです・・・。
近隣地域が合併する行為が繰り返されてきて・・・・・
数多くの地名が消えていきました・・・・・。
意味があって付けられた地名・・・・・・次の世代に残そうと、そこであった出来事から付けられた名前もあったと思います・・。
合併にはメリット・デメリットがあるようですが・・・
そこで暮らし・生活してきた先人達の想いや・・・
後世に残した大切な教訓や、忘れてはいけない出来事が記された地名もあるかもしれません・・・。
古民家にも残されたメッセージがあります・・・。
伝統工法・・・自然素材の良さ・・・持続可能な循環型社会・・・多くの答えが残されています・・・。
一時の利便性を求める為に・・・無くすモノの大きさを知ってほしいと想います。