頼みの綱はどこへやら・・・手と手を取り合う暮らしを見失い・・・
一人でいると気が楽でも・・・そこかしこで沢山の人にお世話になら無ない姿は見えなくて・・・
商店街を歩けば・・・見知らぬおばっちゃんも、怪しいおじさんも・・・
小さな目線の子供でも・・・何かと交じり合う町が今でも元気に見えて来る・・・。
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ジリジリといじめられた瓦の屋根に・・・地下足袋で歩いていると・・・
数分もすれば足踏みをして・・・居ても立っても居られないほどの足の裏は赤く腫れあがってしまう・・・。
土葺きの瓦屋根は、瓦の下に土を置いて瓦を葺いて行きます・・・。
ネトリと瓦に食いついて、断熱の役割もしてくれて・・・
燻しの瓦を使えば・・・雨が降って水を貯え、吸湿発散して熱さを逃がしてくれる・・・。
重くて地震に嫌われる瓦屋根も・・・自然の力を生かしながらの伝統技術が残されています・・・。
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元は土の燻瓦・・・地域で変わる環境に合わせて瓦の姿があって・・・
地域で採れる土を生かして瓦が生まれる・・・。
豊かな場所も・・・少し苦労する場所も・・・暮らす人の関わり合いでカラカラと楽しく廻り出して行く・・・。
地産地消の豊かさを忘れてしまうのは・・・遠い場所を覗いてばかりで、近くの良いモノに、気付かなくなってしまったからなのかも知れません。