語り草はあやふやで・・・口や耳を渡ると変化して・・・
文字に刻まれ交わされても・・・そこいらの相手で気楽に変わってしまう・・・。
言葉巧みに語られて・・・面白おかしく伝われば、しぼんで膨らむ時代と共に・・・
成長する暮らしから繋がり・・・大いなる姿に変貌して、次の世代が造る事になるのかも・・・。
反対の意味合いに・・・言葉が訳され意味も変わると・・・
近頃の若い者は、と嘆いても・・・文化を育てる意味が変化であれば、環境が変わるのを待つなかれ・・・
その場に合わせ、我が身を変えるしか手立ては無く・・・
生き残る術をフル回転させた種が・・・大手を振って歩いているけれど・・・
知恵の暮らしに追い立てられて・・・足元もおぼつかなくなってしまえば・・・
姿カタチの変化に体は追いつきそうもなく・・・廻り続け行き止まりの暮らしになってしまう・・・。
夕暮れに・・・柄杓を片手に子供遊び・・・
影が広がる道端に・・・涼を手なずけ風車が鳴り・・・
暮れなずむ・・・ヒグラシと交わす戯れが・・・
秋の入と受け取りながら・・・我先にと感傷に浸り・・・
僅かに残る四季の流れを喜びに・・・残暑を嘆く我がままを語る。