暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

悲しみの先

2024年03月11日 | 古民家
 青から・・・うららかな香りを求めて・・・
手招きしている人の暮らしは・・・
どちらともなく飛び出し始め・・・
乾いて切れた唇が・・・触れた物語を読み始め・・・
潤いを求めて、文字を探し始める・・・。

少し前の姿を隠し・・・ひとつ前のカタチは消えて・・・
雑な気持ちは残されても・・・深い想いは跡になり・・・
町も人も入れ替わると・・・
歴史を言葉に、人が語らなければ・・・
忘れる努力も無いままに・・・人はすぐさま色を変えてしまう・・・。

子供の声が、暮らしを支えたやさしさは・・・
大の大人が、悲しみを忘れる為なのか・・・
時代が幼く、求めた過去も未来も後ずさり・・・
雑音と、聴き比べる悲しい言葉にうなだれて・・・
守る相手も見間違う、擦り切れた暮らしはどこから繋いだのか・・・。
今も帰らない忘れた時間は・・・乾いた空気に触れる手で・・・
多くの人の、柔らかい潤いで支え合っている。




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