チクタク鼓動を携えて・・・止むことは無いとタカをくくりながら・・・
怯えて泣いた吐息を数え・・・
週末の遊びに胸を躍らせる・・・単純な息継ぎを・・・
姿カタチ以外は何も変わらないと思い込むには・・・
平らな明日に向かって歩く・・・孤独が喜ぶ音を・・・
チャラチャラ、足を鳴らして遊んでいる・・・。
明日が保証される今が無い・・・頭の上を飛ぶ音が耳を切り・・・
夢を描いた指の跡も・・・人の手を渡り、記憶も薄く・・・
揺らいだ文字が煙の中で燃えながら・・・
あぶり出されて浮かぶ声は・・・内緒話で消えて行く・・・。
届かないのは・・・背丈や声や夢だけでなく・・・
明日を迎える入口にさえ・・・辿り付けない場所を育て・・・
手を握り・・・抱きかかえる一瞬を夢で見るほど・・・
涙の中で踊り狂う遊びが、廻り続けてしまうから・・・
悲しみに区切りは無いけれど・・・恐れや苦しみに、鼓動を鳴らすのは・・・
今日から明日への約束を・・・守る子供の未来になるのかも知れない。