暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

成長

2020年08月11日 | 古民家

 普段会う機会の無い、親戚や友達の子供の成長は早いモノで・・・

自分の子供があっという間に成人してしまうと・・・これまた時の流れは速いモノだと・・・

あらためて、成長の記憶を振り返って・・・時間の大切さを思い知ります・・・。

草木の成長も・・・特に雑草と言われる、名も無い訳では無いけれど・・・

あまり知られない草木たちの生命力は・・・思いのほかはなはだしく・・・。

知らぬ間に花を咲かせる者や・・・少し引っ張ったくらいではビクともしない輩まで・・・。

大抵の山には見られる杉の木・・・成長して住まいに使えるほどの大きさになるには・・・

50~60年は時間が必要で・・・子供の頃に植えて・・・

早くても、自分の子供の住まいに使えるくらいの時間がかかります・・・。

大切に育てられた木材が・・・今では築30年過ぎると建て替えとなる木造住宅に使われていて・・・

すごく勿体ない使われ方が続いてきました・・・。

無理やり水分を抜かれ・・・油分も取られてしまう、そんな木材加工がされてしまえば・・・

スカスカした柱や梁材になって、世代を超えて住み継がれる住まいに使われる事はありません・・・。

50年育った木材は100年以上・・100年育った木材は1000年以上、大切な住まいを守ります・・・。

知らぬ間に廃材になる事が無いように・・・育つ過程も、その後も・・・大切に見守って行きたいものです。

 

 

 


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