花と山を友として

何よりも山の花が好き、山の景色が好き、山で出逢う動物が好き、そして山に登る人が好き。
写真と紀行文で綴る山親父日記

奥日光で雪模様の滝巡り

2010年01月22日 | 登山
朝8時過ぎ、我が家の燃えるゴミを集積所に出して、天気が良いので奥日光に出かけた。
10時頃、いろは坂にさしかかったら、平日なのに何台も観光バスが走っている。

いろは坂に雪は無いが、日陰の部分だけ少し凍っている。
急ハンドルと急ブレーキさえ気をつければ、普通に走れる。
遊びに行って事故を起こしたら最悪である。

明智平で一休みしていたら、途中で追い越したバスが通り過ぎていった。
目の前の男体山の頂上付近に雪雲がかかっている。

ガラガラの明智平を後にして、トンネルを抜けたら様子が変わった。
道の両側に雪が残っている。日陰の部分は凍結していたので、ゆっくり走った。
とりあえず立木観音の歌ヶ浜を目指して左折したら、こちらはまるっきりの雪道だった。


歌ヶ浜の駐車場は、雪かきされて駐車スペースには雪は無かったが、道路はガチガチのアイスバーンである。


中禅寺湖を眺めると、白根山方向には雪雲がかかり、白いカーテンの様なガスがかかって
遠くの山はまるで見えない。
湖面に波頭が立ち、吹き付ける小雪混じりの風が、あっという間に身体の熱を奪う。
耳がちぎれそうに寒いし、手がかじかんだ。


湖面越しに見る男体山にも、雪雲がかかり始めている。
いかにも寒々しい感じの風景だった。
しかも、凍結防止の為、ここのトイレが閉鎖されていた。
仕方がない、竜頭の滝のトイレに行こう。


竜頭の滝のトイレは使えた。
滝に行ったら、流石に誰もいない。
売店もお休みで、わずかに団子屋さんが開いていて、コーヒーや甘酒もそこで売っていた。


こんなモノトーンの世界をあまりひいて撮っても面白くないが、望遠に交換するのが寒くて
いやだった。まあレポートと言うことで。

ついでに付近をレポートすると

これは竜頭の滝の上に有る駐車場の様子


こちらは滝の脇に有る遊歩道の様子で、工事中の様だったが、何とか通れそうである。
が雪道なので滑り止めが必要かも。


三本松の駐車場に着いたら、店は開いていたが車が数台だけで寂しい限りである。


三本松入り口から見る国道のようす。


戦場ヶ原の展望台に行く道は、ご覧の通り雪が積もっているし、雪の下は凍っているから
非常に滑りやすい。


戦場ヶ原は雪が舞っていて遠くが霞んでいる。


こちらは戦場ヶ原の遊歩道の様子


三本松の売店の裏から男体山、三本松の標高は1394メートルと書いてある。


古徳牧場の入り口を過ぎたら、国道の様子ががらりと変わった。
雪かきはしてあるが、ご覧の通りの状態である。


やがて湯ノ湖に着くと、湖面は凍って雪が積もっていた。


同じ湯ノ湖でも湯元温泉側は、温泉が湖底から湧いているせいなのだろう、氷が張っていない
部分があり、水鳥はこちらに集まっていた。


湯元温泉のビジターセンター近くの駐車場と道路の様子はご覧の通りです。
隣の駐車所にあるトイレは使えた。
ここも歩道が凍っています。滑り止めが必要かも。



おなじみの湯滝です。しかしここに入る道路は、完全にアイスバーンで、入るときは下りなので
問題有りませんが、帰りは上り坂なので、下手をするとタイヤが空回りして滑ります。
自信の無い方は、湯ノ湖の脇に駐めて歩いた方が良いかも。
普段は有料ですが、冬季は無料と言うことタダで入れましたが、帰りは恐かった。


湯滝の中流のしぶきが良いので撮って見ました。


ところで、湯滝の売店の前の所に、こんな看板と碑が建っています。ご存知でしたか。
滝への道を造ったのは新潟の人だったんですね。


滝巡りの最後は、やっぱり華厳の滝ですね。
エレベーターで100メートル下って眺めて来ました。





最後はもう一度明智平に戻って、ロープウェイで山頂駅の展望台へ行きました。
風が強くて、一時運行休止になっていたのですが、乗りたい希望者が何人か集まって
重ければ揺れも少ないだろうからと、運行してくれました。ラッキー。


男体山の眺め


中禅寺湖と華厳の滝も見えます。


霞んではいますが、筑波山も見えました! あそこから来たんだよなー。

ですが厳しい寒さです。往復で710円かかっても長くはいられません。
すぐさま帰る事にしました。
ちなみに山頂駅から登るコースは入山禁止になってました。

これは明智平にある幸田文さんの碑文、奥日光では、崩壊を崩れとは呼ばずに薙ぎという
と書いてある。(後から追加した写真です)

ところで、栃木県内の道路にこんな看板が出てました。

えっここの交差点は危険なの? と思わせる書き方に思わず笑えます。
好きだナーこんなジョーク。
そう言えば、喜連川だったかに「泥棒侵入禁止」という看板が国道に出ていたが、面白いぞ栃木!!

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