つくば市 科学万博記念公園にて、落日の木漏れ日
先日の霊山の登山で、腰痛を発症!して、痛みをこらえて歩き、何とか無事に帰って来ましたが
痛みが取れないため、月曜日に病院に行き、整形外科の診察を受けました。
レントゲンでは骨の異常が無く、筋肉の伸びによる腰痛だろうとのことで、痛み止めと湿布薬を
貰って、ようやく歩けるようになりました。
まだ歩くと痛いのですが、元来じっとしているのが大嫌いなので、近くの万博記念公園に行って
銀杏の黄葉を眺めてきました。
歩けるって幸せですね。
夕暮れの散歩道 科学万博記念公園の銀杏並木1
最近買った古本
一つは昭和18年2月発行の「川崎隆章」編の「尾瀬と檜枝岐」の初版の分厚い本。
もう一つは、尾瀬の植物学の父、「武田久吉博士」著の「原色日本高山植物図鑑」のⅠとⅡ
こちらは昭和52年11月と54年10月発行の増補改訂版。
今更なんでそんな古い本を買ったかというと、自分が尾瀬保護財団の友の会に入っているせいも
有りますが、尾瀬の年表を見ていると、武田久吉博士が尾瀬の自然保護を訴え始めた著名人の
一人でもあり、その略歴を見ると実に興味深い生い立ちでもあったからです。
武田博士の父は、幕末のイギリスの外交官「アーネスト・サトウ」で、明治中期の日本滞在中に
日本女性の武田兼を内妻として、三人の子供をもうけ、武田久吉は次男であった。
入籍はしなかったものの、認知と援助は惜しまず、特に久吉はロンドンに呼び寄せ、植物学者として
育て上げた。
アーネスト・サトウは、公式的には生涯独身で有ったが、晩年は孤独に耐えかね、家族のいる
日本に移住しようとしたが、病に倒れて果たせなかったという。
ちなみに、「サトウ」というのは、日本名ではなく、スラブ系の希少姓で、彼の父デーヴィットが
当時スウェーデン領生まれのドイツ人だった事による。
(以上 フリー百科事典「ウィキペディア」から抜粋引用と加筆)
私が中学生の頃、このアーネスト・サトウを日系人だとばかり思っていた。
まさか外国にも「サトウ」という名字が有るなんて、想像もしなかったから。
当時、ジョン万次郎漂流記とかも有ったしね。
武田久吉 略歴
東京都生まれ、1883年~1972年
1912年、ロンドン王立理工科大学卒 植物学専攻、理学博士
日本自然保護協会理事、日本植物学会名誉会員を歴任
尚、日本山岳会の設立にも尽力し、第6代目の会長も務めた。
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イベントのお知らせ
10月26日の日記でも紹介した「筑波山麓・霞ヶ浦水源の森づくり」が今週末の13日(土)に開かれます。
参加を申し込まれた方、お待ちしていますね。
環境地域づくりフォーラムがつくば市で開かれます。
地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)主催の 広域関東圏環境ミーティング「環境地域づくりフォーラム」が開かれます。
現地見学&ワークショップがつくば市で開かれる事になり、つくば環境フォーラムの活動が取り上げられ
現地見学とワークショップで代表の田中さんが発表する予定です。
詳しくはこちらにお問い合わせ下さい
環境パートナーシップ
詳しい資料はこちらをご覧下さい。
環境地域づくりフォーラムのチラシ