ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

心の中をのぞきこむ

2018年05月03日 19時00分24秒 | owarai

心の中をのぞきこむ
あなたのしぐさ

若草色のおとといが
あなたと私を包みこむ

未来のことなどわからない
あなたと私がどうなるかも

私の心に光があって
それがあなたを信じると言う
疑うことが何もない
それゆえにいっそう見えない
未来

楽しいことも悲しいことも
ふたりにただひとつの未来

 


ただ怖かっただけ       -心の中をのぞきこむ ー

2018年05月03日 15時39分01秒 | owarai

心の中をのぞきこむ
あなたのしぐさ

若草色のおとといが
あなたと私を包みこむ

未来のことなどわからない
あなたと私がどうなるかも

私の心に光があって
それがあなたを信じると言う
疑うことが何もない
それゆえにいっそう見えない
未来

楽しいことも悲しいことも
ふたりにただひとつの未来

 

YouTube

BENI - 粉雪

https://www.youtube.com/watch?v=10BASUtAlSg

 

 


放念を。「思う気持」

2018年05月03日 05時09分43秒 | owarai
相手を思う気持ちがあれば、
あなたの言葉は美しい。

実話で高度成長期、ある日、
桜上水のほとりに
一人の若い女性がたたずん
で、ぼんやり流れを見下ろ
していました。

自動車修理工場で働く若者
二人がその姿を見て、身投げ
でもするんじゃないかと心配
して声をかけた。

二人の勘は当たっていて、女
性は親に結婚を反対されて家
出してきたところでした。

若者は自分たちの働く工場の
経営者にかけあい、女性も同
じ工場で働けるようにします。

そうして一年半の月日が流れ
るうちに、女性の両親も結婚
を許してくれ、その披露宴に
二人の若者は招待をされます。

決して裕福ではない若者たち
は、華やかな会場の中で二人
だけ礼服ではなく背広姿でし
た。

隅に座っていた彼らは、花嫁
たっての希望で突然あいさつ
に指名されます。

二人はあわててゆずりあいま
すが、一人が立ち上がって
全身でぶつか
っていく感じの声で叫ぶよう
に言うのです。

「加代ちゃん、よかったなあ」
さらに汗びっしょりで、もう
一声、叫びました。

「遊びに来てくれよな、忘れず
にな」
ものすごい拍手がわきあがりま
した。

新婦は泣き出し、新郎がハンカ
チを渡します。

ほかのどんな立派なあいさつよ
りも、このたった二つの言葉が、
会場の人たちを感動させ、幸せ
な気持ちにした、そういう話し
です。

心のない言葉は決して美しくな
い。不器用でいい。シャレた
言い回しなどしなくても、思い
があればいいのです。

落語家の落ちこぼれが言う
のもなんですが、落語の世界で
は、お祝いの言葉は前もって考
えません。

当日、新郎新婦やご
両親のお顔を見て感じたことを
祝辞とするのが習わしです。
 
 

『絶対的な愛って、そんざいすると思う? 』Ⅱ

2018年05月03日 00時00分59秒 | owarai

あれは、わたしがまだ二十歳(はた
ち)の女の子だった頃。
初めてのキス、初めてのデート、
シャボン玉のようにふわふわ
飛んで、空中でぱちんと弾ける、

そんな片思いの恋をいくつか経
たあと、わたしはまるで巻き込
まれるように、苦しい恋に落ちた。

これは、手探りで進むしかない
真っ暗な闇の谷底に真っ逆さま
に落ちてゆくような恋だった。

どしようもなかった。
好きで好きでたまらなくて、
四六時中会いたくて、いつも一緒
にいたいと追い求めた。

彼のそばにいない時の自分は、
まるで不完全な人間のような気
がしていた。息もできないくら
いに、身動きもできないくらい
に、焦がれていた。

こんなに好きなのに、こんなに
愛しているのに、こんなにも
不安なのは、なぜ?

彼はわたしよりも四つ年上。
わたしと同じ大学を卒業した
あと、新聞社で記者として働
いて友人の紹介で出会った。

「初めまして」
「こんにちは」
と、挨拶を交わした瞬間、わたしは
「あ、この人を好きになる」と感じ
ていた。
あとで聞いた話しによると、彼もや
はりそうだったという。

恋の始まりは、奇跡に似ている。わ
たしは今でもそう思っている。毎日、
大勢の人とすれ違い、巡り合い、出
会いと別れが繰り返されていく中、

たったひとりの人に、心がすっと
傾くその刹那。それを奇跡と呼ば
ずして、なんと呼べばいい?

付き合い始めて半年くらいのあい
だは、世界中の何もかもが、輝
いていた。見るもの、聞くもの、
触れるもの、すべてが愉しく、
すべてがわたしの心を躍らせた。

彼と一緒なら、どんな映画も名作
になったし、どんな喫茶店のどん
な珈琲も、世界一美味しく感じ
られた。恋の魔法にかかってしま
えば、枯れた花でさえ、蘇って
しまう。

けれどもそのあとにやってきた
半年は、つらかった。