あなたの電話の声が
やさしく私を抱きしめてた。
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Quartetto Moderno - Love Theme from Spartacus
https://www.youtube.com/watch?v=fPWJ_ONnbxI
恋を失ったとき、もう
二度と恋なんかできないと
思うものだ。
荒廃してしまった心に、あの
恋のはじめのときめきが芽生
えるとはとても思えない。
だけど人はそれほど弱くない。
治癒力を信じて静かにひとり
の淋しさを味わってみること
だ。
人はやがて失った状態にも
慣れていく。
悲しいなぁ、淋しいなぁ、と
感じながらもちゃんと生きて
いける。
ちゃんとお腹も空き、いつの
まにか眠り込んでいる。
人は自分で思っているほど
弱くないのだ。
あなたを求める予感
曖昧で、不確で、掴みどころ
がなくて、なのになぜだか、
何かを予感させる。
強くはないのに心に染み込ん
くる。
そんな陽射しに包まれて、わ
たしは歩いていった。
人と交わっていればその
うちきっと、だれかを好きになる。
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Tatsuro Yamashita - For You (LP, Japan, 1982) (Funk, Soul, Pop)
思いこんではいけない
思いすぎてはいけないと
何度も自分に言いきかせた
愛は強くひきつけてしまう
その人のもとへと
起きているあいだじゅう考えて
起きる素材が底をついたら
妄想が始まる
思い込んではいけない
思いすぎてはいけない
愛が心の中で
愛の心の中で
妄想を生んでしまうから
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Yumi Arai - Ame no machi wo (雨の街を - 荒井由実) [HD]
https://www.youtube.com/watch?v=CrFW7-KtT6I
作家の西村滋さんは、母の恩に
ついてこう語っている。
「優しかった母が結核に罹って
隔離された。大人たちは近寄ら
ないようにと言うが、幼時のこ
とで母恋しさに近寄ると、
母は私を見るなりに罵声を浴び
せ、コップやお盆などを手当り
次第にぶつけてくる。
顔は青く、髪を振り乱して荒れ
狂う姿は、鬼としか思えず、次第
に母を憎悪するようになった。
いつか、ぐれて少年院にいた。
そのときに、昔の家政婦さんが
来て告げた。
『私はもっとあの子に憎まれたい。
私はあと一年か二年の命です。
あの子は幼くして母を失うのです。
幼い子が母と別れて悲しがるのは
優しく愛された記憶があるからで、
憎らしい母親なら死んでも悲しま
ないでしょう。
夫もまだ若いから、新しいお母さん
が来るでしょう。
その方に可愛がってもらうためにも、
死んだ母親なんか憎ませておくほ
うが、あの子のためです』と。
それを聞いて、私は立ち直ることが
できた」
なんと壮絶な母の愛ではありませ
んか。
お金とか土地とか家などは、残して
かえってためになりません。
自分のつらさを隠して無償の慈しみと
愛の強さを、心から痛感しました。
子どもに好かれるあなたへ。
子どもに好かれる人は、男性
にも好かれます。
子どもは観察力、洞察力がすぐ
れています。
言葉の表現以上に、視覚とか肌の
感覚を求めているからです。
子どもは、あまり難しい言い回し
を控えて、自分の年齢にあった
話し方をされることが好きです。
優しく、厳しく、変化のある人が
好きです。
いつも、自分の位置から、観察さ
れたがっています。
いつも、抱いていてほしいのです。
顔、手、肩、胸、膝、お尻、そして、
足元を見ています。
ガッシリとした靴は嫌いです。
子どもが求めるものは、男性が
求めている/ものと同じなのです。
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Earth, Wind & Fire - In the Stone (Audio)
https://www.youtube.com/watch?v=6Z2xClustQo