ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

「説得する自分」に説得される

2019年08月10日 12時02分33秒 | owarai
人は、言葉や文章だけではなか
なか説得されません。

ところが、
自分自身があまり信じていない
ことでも、相手を説得している
間に自分自身が説得されてしま
う側面があります。

断酒の会では、新しい入会者が
あると、まだ完全に酒をやめる
ことができない人に、酒をやめ
るように説得させる。それを通
して、自分自身がやめることが
できるようになる。

多くの宗教が、まだ深い信仰
に達していない若い信者に、
他人を入会するように勧誘さ
せるのは、この人間心理の応用
です。

共産主義が、非常に実践を
重視するのも同じことです。

東大の社会心理学者・水原
泰介さんは、学生のロシア
人に対する好き嫌いを調べて
おいて、
「きみの文章が、高校生の
ロシア観をどれだけ変えられ
るか調べたい」と言って、

ロシア人が嫌いな学生には
ロシアを好きな学生たちに
ロシア人を悪く思い込ませ
る論文を、ロシア人が嫌い
な学生にロシア人に好感を
持たせる論文を書かせた。

その直後に、再びロシア人
に対する好き嫌いを調べた
ところ、六〇%の人が態度
を変えていた。
人を説得する場合の一つの
ヒントです。

「陽だまりの樹」に人は集まる

2019年08月10日 11時48分47秒 | owarai
成功する男の第一条件は、得
も言われない明るさを身体全
体から漂わせながら、絶えず
物事の明るい面を見て前向き
に対処することです。

「黒沢監督の『羅生門』の終
わりのほうに、『真実とは、所
詮、その人が真実と思いたい
ものにすぎないのではないか』
という文句があるが、

この考え方を応用すれば、人生
の暗黒面にばかり目がいく人は、
人生というものを暗く思いたい
からにすぎな、と言えないであ
ろうか」

何事にも二面性があり、光の当
て方によって見え方が違います。

いつも物事を暗く考る人は、はじ
めから明るい面に光を当てる気も
ないのだから暗い面しか見えませ
ん。これでは、前向きに物事を取
り組むことはできません。

ヒマワリが太陽に向かって花を
咲かせ、虫が灯の周りに集まって
くるように、人も運も明るい人の
周りに集まってきます。

成功するためには、まず90%の
満足を持って楽観的に前向きに生
き、10%の不満を刺激して、
向上していくように努力するこ
とではないしょうか。

人生のパスポート

2019年08月10日 08時56分22秒 | owarai
この人生は旅である。
その旅は片道切符の旅だ。
往きはあるが、帰りはない。

この旅でさまざまな人と道中
道づれになる。

それらの人と楽しくスムーズに
やっていくには「人生のパスポー
ト」が大切だ。

それはお辞儀とあいさつという
パスポート。

たとえ、
目下であってでも。

『心の”歩幅”を大きくする秘訣』

2019年08月10日 02時09分18秒 | owarai
運命は心の中にある、
それは「意識が行動を作り、行
動が習慣を作り、習慣が体質を
作り、体質が運命を作る」から
だと考えています。

ですから、自分の運命を変えよ
思ったら、己の心=意識を変え
るにはどうしたらいいのでしょ
うか。

私たちが、「この頃あの人(の
意識が)変わったわね」という
とき、その人の心は見えないの
で、普段の言葉遣いなり、行動
の変化を見て判断しているはず
です。

ところで、たとえば「急ぐ」と
いう行動を考えてみると、人間
は言葉で考える動物ですから、
心の中で「急がなければ」とい
う気持ちが、無言であれ発せら
れた結果として、

「歩幅が大きくなり」急ぐ行動
を起こすわけです。

ですから、行動を変えるには、
言葉を変えればいいわけです。

意識を変えるには、まず毎日
使う言葉を意識して変えるこ
とです。

意識している間は本物では
ありませんが、そのうちに
無意識で行えるようになって
きます。そうなれば本物です。

愛よりも優しく

2019年08月10日 00時06分13秒 | owarai
あれから、十二年という歳月が
流れた。

あの日、あの夜、闇の底を生き
物のように流れる河のほかには
何もない、

閉散とした駅のプラットホーム
に、おそらく永遠に取り戻すこ
とのできない何かを置き忘れた
まま、わたしはもうすぐ、三十
五歳になろうとしている。

こうして、スピードを上げながら
西へ西へ向かう新幹線の中でひと
り、遠ざかってゆく景色を眺めて
ると、記憶の虚空(こくう)から、

はらはらとこぼれ落ちてくるのは
あの年の記憶だけだ。あの年その
ものが、わたしにとって八番目の
曜日であり、十三番目の月だった
のかもしれない。

今はもう、痛みは感じない。そこ
にはひと粒の涙も、ひとかけらの
悲しみ宿っていない。あのひとの
記憶は愛よりも優しく、水よりも
透明な結晶となって、わたしの心
の海に沈んでいる。

この十二年のあいだに、わたしは
いくつかの恋をした。

出会いがあって、相手を求め、求
められ、愛しいと感じ、結ばれた。
二十七の時には、結婚もした。
不幸にも、夫に好きな人ができ
てしまったため、その結婚はた
った二年で壊れてしまったけれ
ど、それでも二年間、わたしは
とても幸せだった。

ただ、どんなに深い幸せを感じ、
それに酔い痴れている時でも、
わたしの躰の中に一ヶ所だけ、
ぴたりと扉の閉じられた、小
部屋のような領域があった。

扉を無理矢理こじあけると、
そこには光も酸素もなく、
植物も動物も死に絶えた、
凍てついた土地がだけが
広がっている。

だからうっかりドアをあけた
人たちは、酸素と息苦しさに
身を縮め、わたしから去って
いく。離婚の本当の原因は、
もしかしたらわたしの方に
あったのかもしれない。

こんな言い方が許されるな
らば、わたしは誰かに躰を
赦(ゆる)しても、心を救
したことはなかった。




YouTube
alan / BALLAD ~名もなき恋のうた~

https://www.youtube.com/watch?v=YTuiEbkXJS0