ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

男女の金言

2021年11月26日 11時53分28秒 | owarai

●自分がよいエサになら
 なければ、

 いい男は釣れませぬ。


●”いい彼”とは、自分が成
  長するきっかけを与えて
  くれる男のこと。

●年上の女性とつきあって
得た知識を
男は、
おじさんになったとき、若い
女の子に還元する。

これを”愛のリサイクル”と
いいます。



YouTube
蒼氓(そうぼう) /山下達郎 「歌詞付き」

https://www.youtube.com/watch?v=wxdjsWn2698


「砂丘のたもとにて」 ―1―   <決定稿>

2021年11月26日 11時49分24秒 | owarai
音羽様
お返事がたいへん遅くなってしま
いました。

ごめんなさい。
その後、お元気ですか?
ちゃんと食べて、眠っていますか?

今朝、目を覚まして窓の外を見たら、
夜明けの空が、力強いまぶしい夏の
光に染まっていました。きのうまで
はまだ、春だったのに。ゆうべ、神
様が透明な大きな手で、ページを一
枚、めくっていったでしょうか。

うつむき加減で、はにかみがちな、
少女のような季節はわたしを置いて、
どこかへ行ってしまいました。
けれど、また一年待てば、春は必ず
わたしの空まで、もどってきてくれ
るでしょう。

きょうは右腕の調子がいつもより
良くて、痛みもほんの少しだけやわ
らいでいるので、いつもより読み
やすい文字で、いつもよりたくさん、
お手紙を書くことができると思い
ます。さっき、介護のボランティア
さんに頼んで、鉛筆を一ダース分、
削ってもらいました。

ボールペンやサインペンを握っても、
すぐに落っことしてしまうのに、
鉛筆なら、握れるのです。不思議で
しょう?

前置きが長くなりました。
どこから書き始めればいいのか、
もちろん覚えています。

あなたのお母さんに頼まれて書き
始めた手紙が、いつのまにか、わ
たしの青春グラフティになってき
ています。

音羽さんのリクエストに応えて、
片想いの初恋の思い出や、高校時
代、初めてできた彼氏のことや、
社会人になってからの色とりどり
な恋のこと、いろいろと書いてき
ましたけれど・・・・きょうは
その続き、ですね。

いよいよ、わたしの人生に、あな
たのお父さんが登場するのです。
ああ、なんだかわくわくしてき
ます。

心臓が、飛び跳ねているのがよく
わかります。お月様のなかのうさ
ぎみたい。喜んでいるのですね、
わたしと一緒に。

あの頃のことを思い出すと、胸の
なかにも、頭のなかにも、気持ち
がいっぱいあふれてしまって、ど
こから書けばいいのか、熱い涙の
洪水みたいなこの気持ちを、

ちゃんと言葉にして、紡いでいく
ことができるのかどうか、まった
く自信がありません。

「早く続きが読みたい」って、音羽
さんは書いてくれましたね。
砂丘に埋もれている貝殻を、そのか
けらを、ひとつふとつ拾い上げる
ようにして、ゆっくりと、時間をか
けて、毎日少しずつ、書いてゆきま
すね。

書き上げるのに何週間かかるのか、
何ヶ月かかるのか、まるで終わりの
ない旅に出るような気持ちですけれ
ど、この手紙の行く先にあなたがい
ることを縁(よすが)にして。


「順ちゃん」
あなたのお父さんの順作さんのこと
を、わたしはそう呼んでいました。
 
 
 

乾いた砂に、染み込んでゆくような、熱を籠めて。

2021年11月26日 11時47分27秒 | owarai

夏の名残りがまだどこかに
漂っている 秋の初めの
日曜日の午後 海を見にゆく

古本屋のかえりも
海を見にゆく
あなたが病気なら
海を見にゆく

こころ貧しい朝も
海を見にゆく
ああ 海よ
大きな肩とひろい胸よ

どんなつらい朝も
どんなむごい夜も
いつかは終わる

人生はいつか終わるが
海だけは終わらないのだ

かなしくなったときは
海を見にゆく
一人ぼっちの夜も
海を見にゆく



YouTube
Ramsey Lewis - Portuguese Love

https://www.youtube.com/watch?v=NOS4VSXTkto


『待ち人』~プロローグ~ <仮>

2021年11月26日 08時44分55秒 | owarai

彼の描いた空を眺めていると、
その空に浮かぶ、白い雲になれ
そうだと思った。

彼の描いた海を眺めていると、
海原に舞う、一羽のかもめに
なれそうだと思った。
彼のそばで暮らせるならば―――

ふたりで一緒に歩いていける
なら―――

わたしは草原を渡る風のように、
野山で咲く花のように、いつも
自由で幸せでいられると思った。

彼は―――
わたしが生まれて、結婚したいと
思った人だった。

 

 


軽々と、私の体を抱き上げる瞬間が、好きだった。

2021年11月26日 08時39分12秒 | owarai

そのまつ毛の下の、一見
優しそうに見える瞳が発
する、一見意地悪そうな
視線が、好きだった。

愛してると
言ってほしいなら
いうでも言う
誰の前でも
誰の後でも
私は私

あなたと私でなれるものすべて
他のだれにも似ていない
かけがえのない
私たちそのもの

YouTubre
m-flo loves YOSHIKA / let go

https://www.youtube.com/watch?v=HOsiSE_JTOM


「遠 恋」―Ⅲ―⑶

2021年11月26日 08時37分39秒 | owarai
あのひとの言葉を、ひとつ残らず
覚えていた。
優しい言葉も、熱のこもった言葉
も、さり気なく置かれたひとこと
も、ただの相槌でさえも。いいえ、
それは覚えていたのではなくて、

突き刺さっていたのだ。だから
わたしの胸は、あんなにも、痛
かった。


「俺が日本に戻ってきたと時には、
会ってくれますか」
「もちろんです。今度はいつ、戻
ってくるの」
「それはまだ決めてないんだけど
四十週間、朝から晩まで料理の勉
強をするんだ」

「四十週間というと、十ヶ月?」
十ヶ月というと、来年の一月。
「うん、それが終わったら、今度
は実習があって・・・・・・」
そのあとに、ひと呼吸置いて、あ
のひとは言った。
「桜木さんって、今、つき合って
いる人とか、いるの?俺はいない
けど」

はっきりと、わたしは答えた。
「いません」
十九歳の時に、片思いの恋を一度
だけ。あとは恋に恋してばかり。

臆病だった。勇気がなかった。
嫌われるのが怖くて、丸ごとの
女になれなかった。求めること
も、できないまま、まるで蛹の
ように、身も心も固くして。

それが、きのうまでのわたし。
あなたに出会うまでの、わたし。

ふたりのあいだを、沈黙が流れ
た。透明な砂時計の中を、透明
な砂がさらさらと、こぼれ落ち
ていくような、清潔な沈黙。

「そう、ないんだ」
あのひとはそれ以上、何も言わ
なかった。「つき合ってほしい」
とも、「つき合おうか」とも。
わたしも言えなかった。

だって、あしたはもう、遠く、
離れ離れになってしまう人に、
どうしてそんなことが言える?
茫洋とした海をあいだに挟んで、
東京とニューヨークに別れ別れ
になって、どうやって、つき
合っていったらいい?

カーテンの取りはずされた部屋
の窓から、見えていたのは、朧月。
滲んで、霞んで、今にも闇に溶け
てしまいそう。でもわたしはこの
想いを、このまま溶かしてしまい
たくはない。

受話器を固く、固く握りしめた
まま、わたしは思い出していた。
その夜、一緒にお酒を飲みなが
ら、語り合った親友の言葉。

佳代子は言った。ワインレッド
のマニキュアをきれいいにつけ
た細い指で、カクテルグラスを
弄びながら。

わえ、カノちゃん、教えて、

どうして人は人を、好きになっ
たするんだろう。

悲しくなるとわかってて、淋し
くなるとわかって、そんな恋
でも、平気で踏み込んでしまう
のは、なぜ。

恋ってそんなにすてきなもの?
だったらなぜ、恋すると、こ
んなにたくさんの涙が出るの。
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心で喋る人には 心で聞け

2021年11月26日 08時35分31秒 | owarai

“言葉で喋る人には 
     耳で聞け 
 心で喋る人には 
     心で聞け“ 

常に相手の立場、置かれて 
いる状況を忘れず、測り、 
想像しながら、耳を傾け、 
話をしなさいという意味 
です。 

相手が今聞く状態になって 
いないとき、こっちだけが 
夢中になって話したって、 
それはまったく音であるとい 
うこと、耳に入ってそのまま 
反対側の耳から出ていってし 
まうのです。 

“あっ、今は時期じゃない“ 
と気づいたら話の内容を変え 
るとか、 
また違った受入れ姿勢のある 
ときにお話しをするというふ 
うに心がけるとよいのです。 

サザエさんの漫画ではないで 
すが、 
玄関先に野球のバットとグロ 
ーブを持ったお友達が迎えに 
来ているのに、小学生のカツオ 
に“宿題はどうなってい 
るの“といっても聞く耳を 
持っているはずがありません。 

お友達と野球の約束をしてし 
まう前か、いっそ遊んで帰っ 
てきた後に、じっくりとお話 
しするほうがいいわけです。 

仕事が山積みになっている恋人 
や旦那さまに、重い内容のお 
話をしても逃げられ、嫌がら 
れるだけ。 
相手の方の心の声を聞いてあげ、 
想像してあげてください。 

 


「遠い記憶」

2021年11月26日 08時33分42秒 | owarai

なにかを最後までやり、また 
別のことを始めるために。 
そう、別のこと。 

これからはそのことを一色に、 
人生を塗り込めたい。 

記憶の小部屋に鍵をかけ、 
今ここに振り返るなら 

我が恋は闇を恐れぬ盲目の人 

 

YouTube 
Jazz Funk - Hubert Laws - Say You're Mine 

https://www.youtube.com/watch?v=Pctd5i4sJUA