クロカメ日記

カメを中心に読んだ本のこと、見た映画のことや日々感じたことを書いていきます。

小さな命が呼ぶとき

2010-11-28 07:15:33 | 映画
 ポンペ病という難病に2人の子供がおかされている父親。その病気に効く新薬開発の理論を持つが満足な研究費が得られないために、開発できないでいる科学者。この二人が製薬会社を設立し、紆余曲折の結果、新薬開発にこぎ着けるという内容です。
 感動はしました。ですが、内容にかなり無理があるように思えてなりません。難病を抱える親の気持ち。この気持ちは分かりますが、当事者が新薬開発に携わり、自分の子供を使って臨床試験を行うことが果たして、この映画の中の説明だけで可能なのか?疑問です。
 命の重さ、親子の愛情の深さ。このところ世界では希薄になっている様に感じます。この映画では、そこがうまく表現されていると思います。
 
コメント
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