江戸時代に、新しい暦を作ることに人生をかけた囲碁士の物語。囲碁だけでなく、算術にたけている主人公。朝廷、幕府の要人に囲碁の解説指導をする主人公は、その能力を密かに認められ、それまでの間違いだらけの暦を改訂することを命じられる。念密な星の観察を全国を回って調べ、経度を測定する。これを元に計算し、22年かけて新しい暦を完成させる。数々の妨害、各方面からの誹謗中傷に何度もくじけそうになるが、ついに完成させる。
この本は、数学的要素、用語が多く、理解するため何度も読みが止まり、考えましたが、それだけに読み終えた時、感動と達成感が大きかったです。
この本は、数学的要素、用語が多く、理解するため何度も読みが止まり、考えましたが、それだけに読み終えた時、感動と達成感が大きかったです。