クロカメ日記

カメを中心に読んだ本のこと、見た映画のことや日々感じたことを書いていきます。

天下 家康伝 下 火坂雅志著

2015-11-09 12:54:10 | 読書

 改めて、家康の生涯を見て、その良さというものを考えてみた。それは、先人の良し悪しを学び、日本という国の安定だけに思いを集中したところだと思う。これによって確かに戦乱の世は終わり、日本に平穏な日々が訪れた。良くも悪くもこの江戸という時代に現在の日本人の特色というものは形成されたと思う。ただ、家康のいう”天下”は、日本に限ったものであり、地球全体には及んでいなかった。この考えにより、国は安定したが、明治以降の混乱は、より大きくなったと思う。
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