かなり前に古本屋さんで買ったのですが、8巻という長編のため、これまで読む機会がありませんでした。昨年末から、読み始め、途中何冊か間に挟んだため、やっと読み終えました。
これまで、何冊も戦国時代の本は読んできましたが、この本は異説で、違った方向から見ることができ、とても新鮮でした。一番の読みどころは、明智光秀が、死なず僧侶として、裏から秀吉を助けるというところ。一説では、天海となってということもあるのですが、これは否定し、また違った僧として、陰から秀吉の天下統一を助けて回る。
羽柴までの階段を駆けあがる秀吉、光秀などの助けを受け、天下を統一するまでの秀吉、そして、朝鮮出兵などを行った晩年の秀吉の3つの時代に分けられると思います。なぜ、晩年に結局光秀も見放してしまう様な暴挙に出てしまったのか?ここが、知りたくてこの本を読んだと言っても過言ではないのですが、これは、やはり、信長を超えたいという言わば亡霊によって徐々に変革してしまったのだと思います。利休を切腹させ、弟秀長の死によって、制御する者がいなくなり、どんどん泥沼にはまり込んでしまう。
僕は、あまり好きな武将ではないのですが、なぜか、大阪では、いまだに物凄い人気。これは、なぜなんでしょうね?晩年はかなり無茶をしたのですが。
これまで、何冊も戦国時代の本は読んできましたが、この本は異説で、違った方向から見ることができ、とても新鮮でした。一番の読みどころは、明智光秀が、死なず僧侶として、裏から秀吉を助けるというところ。一説では、天海となってということもあるのですが、これは否定し、また違った僧として、陰から秀吉の天下統一を助けて回る。
羽柴までの階段を駆けあがる秀吉、光秀などの助けを受け、天下を統一するまでの秀吉、そして、朝鮮出兵などを行った晩年の秀吉の3つの時代に分けられると思います。なぜ、晩年に結局光秀も見放してしまう様な暴挙に出てしまったのか?ここが、知りたくてこの本を読んだと言っても過言ではないのですが、これは、やはり、信長を超えたいという言わば亡霊によって徐々に変革してしまったのだと思います。利休を切腹させ、弟秀長の死によって、制御する者がいなくなり、どんどん泥沼にはまり込んでしまう。
僕は、あまり好きな武将ではないのですが、なぜか、大阪では、いまだに物凄い人気。これは、なぜなんでしょうね?晩年はかなり無茶をしたのですが。