７３号、孵化開始しましたが。

キャンディーとアンソニーペアーの７３匹目となる子ガメの孵化が始まりました。しかし、足の側から割れてしまいました。顔の部分はまだ出ておらず、横から見えるヨークサックは、真っ赤です。危険だと思い、直ぐに、切っていた孵化器にお湯を入れ、そちらに移動させました。少しでも、湿度を高くして、ヨークサックの乾燥を防ぎ、吸収を助けようという考えからです。

　７２号よりも深刻な状態です。続けて２匹もという感情。しかし、その感情は後回しにして、とにかく、この小さい命を救うことを考えないと！命を預けられた者として、いくらこらえても湧き上がってくる感情。それを抑え込んで、この命をどうすれば救えるのか？冷静に、冷静に考えます。

７２号、元気に暴れまわる！

　元気に暴れまわり、餌をおねだりする７２号！しかし、あまり元気過ぎて、転んでしましました！

　転んだ後は、じっと僕の顔を見て、”早く、助けろ！”

の、ようなもの のようなもの

　落語家のようなもの、箱入り娘のようなもの、つまり、まだまだ一人前になれていない者たちが、必死にもがき、一人前になろうとする。古典落語の風景を醸し出す、下町を舞台に、若い話かが繰り広げる人情に温かみを感じました。