余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

恋しさに

2024-11-18 00:32:38 | レターの膜(短歌)
恋しさに
途惑うばかり
意志のもと
告げ来る鳥たち
花の妖精
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焼野まで

2024-11-18 00:18:05 | マイブック(ま)
「焼野まで」
      村田喜代子 著

東日本大震災の翌日に子宮体ガンの宣告を受けた女性。
セカンドオピニオンをとおして、
さまざまな選択の中からエックス線照射治療を受けることに決める。
著者の実体験が交わっている物語。
病というどうしようもできない、人間に巣くってしまうもの。
どう向き合い歩みを求めていくのか。
くねくねの道を彷徨いながら、時折夢へと忍ばせながら。
生と死を見詰めていく。
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生命式

2024-11-18 00:04:23 | マイブック(ま)
「生命式」
      村田紗耶香 著

どの短編も揺さぶられていく。
想像域の異世界の現実として。
持っている価値観が視点が軸がおざなりにさえなるように。
なにが正しく、なにが間違っているのか。
それは時代によって、または考え方によって、体感した事柄によって、
変化していくのだろうか。
人間という生き物のまた違った側面を、
裏側からみた生命というともし火を。
世界は世界観はとうんと広がり続けてしまう。
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