余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

大量の

2024-11-20 23:01:05 | レターの膜(短歌)
大量の
大地の花束
見届けて
そのとき私は
ひとつの花へ
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星のように離れて雨のように散った

2024-11-20 22:51:26 | マイブック(さ)
「星のように離れて雨のように散った」
      島本理生 著

宮沢賢治の銀河鉄道の夜を修士論文に選んだ原春。
過去の出来事に捕われながら、私というものを自問する。
そして恋人との関係にもなぜだかは分からないもやが存在する。
私とはいったいなんだろうか。私は何をすればいいのだろうか。
何をしたいのだろうか。
異性の友人、同性の友人、バイトとして作家に触れる機会を得て、
葛藤の渦のなか、私としての物語を模索していく。
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