余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

首里の馬

2024-04-01 00:44:30 | マイブック(た)
「首里の馬」
      高山羽根子 著

独特な世界が広がっている。
タイトルの首里の馬のとおり舞台は沖縄である。
主人公の名は未名子。
子供のころから通っている郷土資料館で分類をして過ごしている。
そして仕事は問読者(トイヨミ)。
パソコンでつながった向こう側の人にクイズを出すのが仕事。
クイズという会話で相手とつながる。
それは抱える孤独を癒す行為といて。
この物語の独特な世界観は孤独の淡さがまとっている、
それぞれの登場人物の空気のような気がしている。

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