余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

俳句の宇宙

2024-10-23 22:34:16 | マイブック(は)
「俳句の宇宙」
      長谷川櫂 著

季語と十七文字からなる俳句。
季語という自然を詠みこんだ俳句。
俳句とはなんだろうか。最も短い詩ともいわれる。
松尾芭蕉の有名な句。
古池や蛙飛こむ水のおと
短いこの文字から知りえる情報はなんだろうか。
想像できることは。
蛙ははたして水に飛び込んだのかどうかと。
そこで著者は「場」というものに関心を置く。
共通の場所。
そして言葉とは何かへとつながっていく。
水のおとは聞こえるだろうかと。

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