クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」で新型コロナウイルスに感染された乗客乗員は130人超

　横浜港に停泊中のイギリス船籍のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」で新たに約60人の感染者が確認されこれで新型コロナウイルスに感染された乗客乗員は合わせて約130人になりました。
　国はこれまでの方針を見直し残り3600人超の乗員乗客の検査を検討していることが先ほど流れました。
加藤厚労相は午前中の記者会見で、「できるのであればしっかり対応したいが、できると断言できる状況ではない」としていましたが、乗客のほとんどが死亡リスクが高い70歳以上の高齢者で持病で服用している薬も不足し体調不良を訴える訴える方も増えているなかでの決断のようです。
　検査体制が不十分な中で、ウイルスを高精度で検出するＰＣＲ検査を3600人超に実施するには国立感染症研究所をはじめ全国の検査機関を総動員しても相当の期間を要しますが、乗員乗客はじめその家族の願いであるとともに国内での2次3次の感染を防ぐために国民の多くが望んでることと思います。
　感染予防のためのマスク不足は私の地方でも深刻で、ホームセンターやドラッグストアはじめコンビニや薬局などからも姿を消して1週間以上経過しています。
　花粉症の季節と重なりましたので困りましたねぇ。


旅費は全額返金の方針
　　　　－運営会社「プリンセス・クルーズ」
　同社の日本オフィス「カーニバル・ジャパン」によると、旅費は旅行会社を通して返金する予定で、利用者が帰宅した後領収書とともに請求書を提出してもらう旨全ての乗客に書面で通知したとのことです。
担当者は「少しでもお客様のストレスの軽減につながれば」と話していますが、今回のクルーズは15泊16日の予定で代金は25万円から138.2万円ですので、横浜港に停泊中の費用を含め運営会社は相当の損失になりますね。