国内の新たな感染者は1283人、感染者の累計は79万6315人
国内では27日、新たに1283人の感染が確認されました。
これで国内の感染者は79万5603人、クルーズ船乗船者を含む感染者の累計は79万6315人になりました。
また、新たに確認された死亡者は10人で、累計は1万4688人です。
厚労省の発表によると重傷患者は10人減って567人となりました。
都内の新たな感染者は386人、感染者の累計は17万2427人
東京都では27日、386人の感染が確認され、8日連続で前の週の同じ曜日を上回りました。
都のモニタリング会議で、、専門家は都内の新規陽性者数の増加比が大きく上昇していて、感染の再拡大の予兆が見られると指摘しました。そのうえで、変異ウイルスの影響を踏まえると急激な感染拡大の可能性があると危機感を示しました。
これで都内の感染者の累計は17万2427人になりました。
このうち、10歳未満から30代が233人で全体のおよそ60%、重症化リスクが高い60代以上の感染者はおよそ11%の42人でした。
27日までの7日間平均は477.4人で、前週比では123.0%に増加しました。
なお、新たに確認された死亡者は1人で、累計は2223人です。
医療現場は疲弊、東京オリ・パラは中止・延期を、開催強行で犠牲になるのは国民の命や暮らし!
感染力が従来型の約2倍、イギリス型の約1.5倍と非常に強いインド変異株(デルタ株)の増加スピードが加速していて、7月中旬には新規感染者の過半数を占めるとの試算もされています。
東京都や神奈川県では既にインド変異株によるクラスターが発生しています。
緊急事態宣言解除前から増え続けている人流ですが、東京オリ・パラ開催はじめ夏休みやお盆休みなどによりさらに加速し、7月末から8月初めにかけて「緊急事態宣言」の発令がされるかもしれません。
東京オリ・パラを有観客で開催する意向の菅首相は、一方で、東京オリ・パラ期間中は外出自粛やテレワークを呼びかけています。
東京オリ・パラによる人流増加は良くて、通勤や買い物・外食などの外出は自粛では、国民の理解は得られないとの考えに至らないのでしょうか。
インド型やイギリス型の変異株は、東京オリ・パラ観戦者やボランティアなどによって全国津々浦々にテイクアウトされる可能性が高く、医療体制が脆弱な地方では、感染しても入院すらできず、高齢者だけでなく働き盛りの人たちが次々と亡くなる最悪のシナリオも想定されます。
希望するボランティアに接種するとされるワクチンは発症を抑えるもので、無症状で抗体検査をすり抜けたその人たちから感染するリスクがあります。
新規感染者数の動向
患者と死亡者の動向
国内事例・空港検疫の合計
都道府県の感染者数
患者と死亡者の動向
国内事例・空港検疫の合計
都道府県の感染者数
世界の感染者1億8094万人超え、死亡者は391万人超え
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、世界全体の新型コロナウイルスの感染者の数は日本時間28日6時21分の時点で1億8094万8149人となりました。
また、死亡者は391万9989人となりました。
主な国・地域の感染状況