国内の新たな感染者6806人、感染者の累計は165万8923人
国内では15日、6806人の感染が確認されました。
これで国内の感染者は165万8211人、クルーズ船乗船者を含む感染者の累計は165万8923人になりました。
また、新たに確認された死亡者は74人で、累計は1万6996人です。
厚労省の発表によると重傷患者は前日より71人減って1834人になりました。
都内の新たな感染者は1052人、感染者の累計36万8950人
東京都では15日、24日連続で前週を下回る1052人の感染が確認されました。
これで都内の感染者の累計は36万8950人になりました。
このうち、10歳未満から30代が635人で全体のおよそ60%、重症化リスクが高い65歳以上の感染者はおよそ6.3%の66人でした。
15日までの7日間平均は1132.0で、前週比55.0%と減少傾向が続いています。
都の基準で集計した重症者は10人減って198人でした。
なお、新たに確認された死亡者は20人で、累計は2712人です。
新規感染者数の動向
患者と死亡者の動向
国内事例・空港検疫の合計
都道府県の感染者数
患者と死亡者の動向
国内事例・空港検疫の合計
都道府県の感染者数
野戦病院を急ぎ医療難民を救え
新型コロナウイルスの感染拡大により病床がひっ迫し、感染が疑われる患者や病気やけがなどで救急要請しても、搬送を拒否されるケースが増えています。
また、必要な手術が延期されるなど、本来なら助かる命が助からないケースも増えています。
都内では、救急車を要請しても搬送されないケースが5割を超え、また、搬送先が見つからず現場で5時間以上も待機せざるを得ないケースも増えています。
コロナ感染症は軽症から中等症でも自宅療養とされるケースが多く、ひっ迫している保健所からの連絡が疎かになり、十分な医療が提供されないまま重症化し死亡するケースが増えています。
自宅療養者の増加は家庭内感染につながりますので、家族全員が感染するケースも増加しています。
医療難民を救うためには、新型コロナ感染症専門の野戦病院を作って、患者を集中的に治療することで感染患者の治療を効率的に行い、感染症以外の疾病やケガなどの患者にも十分な医療を提供することが可能になります。
重症の新型コロナ感染症を10床増やすには、一般病床を30床減らさざるを得ず、感染症以外の疾病やケガなどの患者の受け入れができないばかりか必要な手術を延期せざるを得ない事態になっています。
現状を打開し、必要な医療を提供するためには、新型コロナ感染症専門の野戦病院以外にありません。
これによって、
① 感染患者は原則入院し病状によって必要に医療が提供できますので、自宅療養中に重篤化し死亡するケースを減らせ、家庭内感染も大幅に減らせる
② 感染が疑われる患者および感染以外の患者の救急搬送がスムーズに行われるので、ひっ迫している救急医療が解消する
③ 必要な手術が延期されることがなくなる
④ ひっ迫している保健所の業務、「入院・施設療養・自宅療養の判断」「自宅療養者に対する毎日の病状確認」「濃厚接触者の追跡確認」などが減らせる
など、大きなメリットがあります。
自民党は総裁選に迷走することなく、直ちに国会を招集して急ぎ対策の強化を図るべきではないでしょうか。
辞任表明した菅内閣には、最後の仕事として先手を打ってほしいものです。
世界の感染者2億2619万人超え、死亡者は465万人超え
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、世界全体の新型コロナウイルスの感染者の数は日本時間16日5時21分の時点で2億2619万5125人となりました。
また、死亡者は465万5901人となりました。
主な国・地域の感染者数