国内の新たな感染者1986人、感染者の累計は170万326人
国内では29日、1986人の感染が確認されました。
これで国内の感染者は169万9614人、クルーズ船乗船者を含む感染者の累計は170万326人になりました。
また、新たに確認された死亡者は48人で、累計は1万7625人です。
厚労省の発表によると重傷患者は前日より64人減って998人になりました。
都内の新たな感染者は267人、感染者の累計37万5198人
東京都では29日、38日連続で前週を下回る267人の感染が確認されました。
これで都内の感染者の累計は37万5198人になりました。
このうち、10歳未満から30代164人で全体のおよそ61%、重症化リスクが高い65歳以上の感染者はおよそ10.5%の28人でした。
29日までの7日間平均は302.3人で、前週比51.2%と減少傾向が続いています。
都の基準で集計した重症者は10人減って107人でした。
なお、新たに確認された死亡者は17人で、累計は2908人です。
ワクチン接種完了者の行動制限緩和は第6波の原因に
政府は、ワクチン接種完了者及び陰性の人に旅行・飲食・各種イベントなどの行動制限緩和を検討しているようです。
経済の立て直しにはある程度の緩和は必要なんでしょうが、ワクチン接種完了者が感染しても無症状のケースが多く、その無症状感染者の濃厚接触者が感染して家庭内に持ち込み家庭内感染となるケースも増えています。
また、ワクチン接種を完了した保育士が無症状のまま感染に気付かず、勤務する保育園の園児や同僚保育士に感染してクラスターが発生するケースも起きています。
群馬県伊勢崎市の病院で入院患者と職員25人が感染したクラスターでは24人がワクチン接種完了者、福井県越前市の介護老人保健施設で32人の入所者や職員が感染したクラスターでは全員がワクチン接種完了者であったことからも接種完了を条件とした行動制限緩和は大きなリスクを伴うことを認識するべきと思います。
行動制限を緩和するのであれば、ワクチン接種完了者であっても3日以内にPCR検査を受けて陰性である者に限らなければ感染拡大を防ぐことはできません。
必ず来ると専門家が声をそろえて警鐘を鳴らす第6波の波をなるべく小さくするために、ワクチン接種完了者の行動制限緩和について再度検討してほしいと思います。
新規感染者数の動向
患者と死亡者の動向
国内事例・空港検疫の合計
都道府県の感染者数
患者と死亡者の動向
国内事例・空港検疫の合計
都道府県の感染者数
世界の感染者2億3316万人超え、死亡者は477万人超え
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、世界全体の新型コロナウイルスの感染者の数は日本時間30日7時21分の時点で2億3316万4635人となりました。
また、死亡者は477万2236人となりました。
主な国・地域の感染者数