新型コロナウイルスの感染が止まりません‼️
国の専門家会議が緊急記者会見で、現状は「一部の地域で感染の連鎖が起きているが、まだ急拡大には至っていない」との認識を示し、今後1、2週間が急拡大するか拡大を抑えられるかの分かれ道になると強調し、行事の自粛や風邪の症状が出た場合の自宅療養などの社会の協力を呼びかけました。
風邪や熱などの軽い症状が出た場合は外出せず、健康な人は症状が4日以上続く場合を除いて自宅療養するよう求めましたが、感染していても無症状であれば検査も受けられないのでその間の行動で多数の人に感染させてしまい急速に拡大させてしまうことも懸念されます。
検査能力がもはや限界に近く、さらに「帰国者・接触者外来」の限界も近いため一般病院を含めた医療体制が破綻し重症化した感染者の治療ができなくなる事態が近づいているのではないでしょうか。
把握できない潜在的な感染者による感染の連鎖は防ぎようがなく、この記者会見で「今後1、2週間が急拡大するか拡大を抑えられるかの分かれ道になる」と強調されましたが実情はもっと深刻な事態にあり、瀬戸際にあるのに国の対応がいまだに後手後手だと思います。
検査体制が足らないからなのでしょうか?
厚労相は1日最大3000人の検査が可能と発表してましたが、今までに検査されたのは武漢からチャーター機で帰国した同胞など1522人とクルーズ船乗客乗員3063人だけで、検査が可能な1日最大3000人のたった2日分にも満たないのです。検査基準のハードルが高いため感染の可能性があるの検査を受けられない人が大勢います。
韓国では22077人検査して833人が陽性だったことを考えると、日本の検査体制が如何に不備であるかの現れですし、わが国への公衆衛生危機管理対応に対する信用はがた落ちです。
民間を活用できるよう検査基準の緩和でハードルを下げて「疑わしくとも検査せず」から「疑わしきは検査する」に方針を転換してほしいですね。