国内の新たな感染者は1676人、感染者の累計は79万1699人
国内では24日、新たに1676人の感染が確認されました。
これで国内の感染者は79万987人、クルーズ船乗船者を含む感染者の累計は79万1699人になりました。
また、新たに確認された死亡者は42人で、累計は1万4618人です。
厚労省の発表によると重傷患者は17人減って629人となりました。
都内の新たな感染者は570人、感染者の累計は17万945人
東京都では24日、570人の感染が確認され、5日連続で前の週の同じ曜日を上回りました。
都のモニタリング会議で、、専門家は都内の新規陽性者数の増加比が大きく上昇していて、感染の再拡大の予兆が見られると指摘しました。そのうえで、変異ウイルスの影響を踏まえると急激な感染拡大の可能性があると危機感を示しました。
これで都内の感染者の累計は17万945人になりました。
このうち、10歳未満から30代が357人で全体のおよそ63%、重症化リスクが高い60代以上の感染者はおよそ7%の39人でした。
24日までの7日間平均は439.6人で、前週比では113.8%に増加しました。
また、経路不明の感染者はおよ61%の345人です。
なお、新たに確認された死亡者は3人で、累計は2216人です。
医療現場は疲弊、東京オリ・パラは中止・延期を、開催強行で犠牲になるのは国民の命や暮らし!
感染力が従来型の約2倍、イギリス型の約1.5倍と非常に強いインド変異株(デルタ株)の増加スピードが加速していて、7月中旬には新規感染者の過半数を占めるとの試算もされています。
東京都や神奈川県では既にインド変異株によるクラスターが発生しています。
緊急事態宣言解除前から増え続けている人流ですが、東京オリ・パラ開催はじめ夏休みやお盆休みなどによりさらに加速し、7月末から8月初めにかけて「緊急事態宣言」の発令がされるかもしれません。
東京オリ・パラを有観客で開催する意向の菅首相は、一方で、東京オリ・パラ期間中は外出自粛やテレワークを呼びかけています。
東京オリ・パラによる人流増加は良くて、通勤や買い物・外食などの外出は自粛では、国民の理解は得られないとの考えに至らないのでしょうか。
インド型やイギリス型の変異株は、東京オリ・パラ観戦者やボランティアなどによって全国津々浦々にテイクアウトされる可能性が高く、医療体制が脆弱な地方では、感染しても入院すらできず、高齢者だけでなく働き盛りの人たちが次々と亡くなる最悪のシナリオも想定されます。
希望するボランティアに接種するとされるワクチンは発症を抑えるもので、無症状で抗体検査をすり抜けたその人たちから感染するリスクがあります。
新規感染者数の動向
患者と死亡者の動向
国内事例・空港検疫の合計
都道府県の感染者数
患者と死亡者の動向
国内事例・空港検疫の合計
都道府県の感染者数
隔離免除の特例入国 感染者さらに4人判明
毎日新聞の取材に内閣官房が明らかにした床によれば、
東京オリ・パラに参加するため日本に入国した外国の選手や関係者のうち、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、ウガンダ選手団の2人のほかに4人いることが判明したとのことです。
入国後に感染が確認された選手や関係者は、2月にフランス1人、4月にエジプト1人、5月にスリランカ1人、6月にガーナ1人、ウガンダ2人。多くは来日直後の空港検疫で確認されたが、スリランカ1人は入国5日目、ウガンダ2人のうち1人も入国5日目に判明しました。
東京オリ・パラの選手や関係者に対しては隔離を免除する特例がありますので、免除により入国した選手や関係者から国内の感染拡大に繋がることが懸念されます。
世界の感染者1億7978万人超え、死亡者は389万人超え
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、世界全体の新型コロナウイルスの感染者の数は日本時間25日5時22分の時点で1億7978万1145人となりました。
また、死亡者は389万4975人となりました。
主な国・地域の感染状況