


この時季になったら仙巌園の傍、尚古集成館で披露される『竹姫』のお雛様を観に行った。
行きたいな~と思いながらもなかなか行かず、数十年経ってやっと

『竹姫』は、子供に恵まれなかった五代将軍徳川綱吉の側室の幼女から
8代将軍吉宗の養女を経て、第22代薩摩藩主島津継豊に嫁いだ。
その時のお輿入れの時に持参した物。
お内裏様とお雛様、五人囃子の衣装は300年近くの年を経て色褪せてはいるけど
お顔はとても上品で優しい。
お道具の蒔絵はとても素晴らしく、細かい細工と丁寧な仕上げに流石

一の膳、二の膳、三の膳。
長持、硯箱など徳川の葵の紋と島津家の○に十の紋とが入ったお道具の数々。
念願かなって良かった

後々徳川家と島津家が深くかかわる元になったお輿入れ、
経済的に苦しかった島津藩だったので断るつもりだったらしい。
一度も島津に足は踏み入れず江戸で過ごした。
公家の家に生まれ、いろいろ紆余曲折在りながら島津に嫁ぎ
その後の縁を結ぶのにも力を持っていたらしい。
ゆっくり、雛壇を観ながら幼くして縁組なんて

それに2度もお輿入れする前に婚約者を亡くすなんて…
でも最後は幸せだったのかな~
