


暖かい一日。
ファンヒーターを点けることも無く過ごせた。
炬燵は切ったり入れたり…
昨日読み終わった


作者は現在の産業技術総合研究所で核融合の研究後、日本原子力研究開発機構の研究員等を経て
学習塾を開きながら小説家として活動している。
川内原子力発電所展示館に何度か行った事がある。
実物大の原子炉模型(高さ12メートル、直径4.5メートル)があり、防護壁の厚さも観ることができる。
それを思い出しながら読んだ。
私が言うのもおこがましいがさすが~

原発の専門家ともいえる方が書いた小説だなと思った。
彼の作品には原発関連のものも多い。
この本『スピカ―原発占拠―』は、科学者の知能と技術の粋を集めて作られた原発が稼働直前に乗っ取られる。
テロリストと科学者・自衛隊との戦い。
テロリストは結局何をしたかったのかな~と思う。
『スピカ』は破壊と再生を意味するとか…
地球を破壊したら元には戻らない。
福島の原発事故も未だに事故処理も追いつかないし、チェルノブイリ事故後間もなく28年。
24年経ってやっと立ち入り許可が出た。
クリーンなエネルギーであっても一度事故が起きると重大

川内原発優先審査が決まり、再稼働一番乗りになりそう。
地元の事業主・商店など再稼働を望んでいる。
これだけ市が浮揚しないので目先の事を考えてそう思うのだろうけど…
事故はそうそう起きるものでもないかもしれないけど…
でも一旦起きると…

いつもの選び方でたまたま借りてきた本を読み終わったと時を同じくして原発についてのニュースを聴いた。
話しをしていると、夫とはちょっと考え方の根底が違うなと感じてしまう
