心の赴くままに…

夫婦二人でのんびり、気楽に~

読書

2014-03-02 23:08:35 | 日記・読書


藤野千夜著 『親子三代犬一匹』 

『黄土の疾風』を読み終わって、いろいろ学ぶところも多く
ちょっと虚脱状態だった。
遺伝子組み換えの種子を使って農業を行った結果がどうなるか。
TPPの問題等…

この『親子三代犬一匹』は家族の一員として暮らす犬(マルチーズのトビ丸)とのほのぼのとしたお話しでホッ

春江一也著 『カリナン』 
著者は東ドイツ大使館、ベルリン総領事館、フィリピン・ダバオ総領事館等に勤務した元外交官。
その経験をもとに小説を書いている。
この『カリナン』は『黄土の疾風』と同じで読み始めは合わないな~と思いながら読んでいた。
でも読み進むうちにどんどんのめり込んでしまった。
戦争中に反逆者として処刑された父親の事、
そして日本に強制送還されるまで母親のように慕っていた女性との巡り合い…

フィリッピンの歴史や人間性も判り、結局は収穫だった
今日、また2冊借りて来たけど、どんなことと出会うかな~
図書館では背表紙を見て、作者の紹介欄を見て、パラパラっと捲って借りてくる。
借りるものにジャンルは無い。
でも歴史物は余り好きではないけれど…