
よく晴れて皆既月食がきれいに見えた。
病院に居る時から始まって陰ったところが肉眼でも薄らと見えた

赤っぽい暗黒色。未だ隠れていない所はいつもの月より濃い黄色。
家に帰り着くころは皆既状態かと思ったけれど、高い樹に阻まれて見えない。
未だ上がってきていない状態

次に見た時は三日月で白っぽいいつもの月。
その後やっと家から見えるようになった時は十三夜くらいの月だった。

1時半頃に目が覚めてトイレに行った。
掻き毟らないように兄が買ってきた手袋をしていたのに外している。
探したけどベッドの上に見当たらなかったので新しいものを出して嵌めさせた。
そんなこんなやっているうちに母のおむつ替えがあったりで、3時半頃まで目が冴えて眠れず…
その間に母は夜中だとの区別もつかずに結構大きな声で話しかけてきた。
その後は大人しくしていた。眠ったり起きたりしながら~
6時前から検温やおむつ替え。
白んできたので起きて洗顔。また手袋は外してしまってた~

夜の消灯は早いけど何度も目が覚めて熟睡はできない。
病院だから仕方がないけど…
熟睡できると思うことが間違ってる

毎朝夕、担当医が様子を見に来て「明日からリハビリ担当をよこしますから…」
一昨日「リハビリをしてみましょうかね」とおっしゃったそう。
本人はやる気はなさそうだけど、何も処置をせずに病院にいるわけにもいかないし
思ったよりは母の体力が残っているようで、軽いリハビリをして何とか座れる状態に持って行く

そして「一時帰宅を考えてみましょうか

兄は連れて帰っても病院で観るようにはいかない。目が離せない。
リハビリが上手くいかずに、どうしても退院をしないといけないようなら転院先を探して欲しいと頼んではいる。
今日はとても口数が少なく、「歩けるようになって良かったね~」と私に向かって言った

ナゾ……

食事の時には何度も「○○(私の名前)ありがとうね~本当にありがとうね~」と言ってた。
6時の検温の時に脈拍がいくらあるのかを訊いた。
130越しているって

私が朝食の準備の合間に計って70前後なのに??
「マラソンした後のような状態です」
だからなんだろうね~食事をするとハァハァ、ぐったり

頭を起こしていられない。
戻したらいけないので暫くは起こしておきたいけど、その状態を見ているとベッドを少し倒してあげる。
明日はまた血液検査。確実に計る度に数値は悪くなってきている。
今のところ、何もかも病院へ頼るしかない。