

兄が「今朝は機嫌が悪い。リハビリをするって言ってあるから緊張しているのかも…」と朝一番に~
部屋に入ると「おはよう~」と言っても言葉が返って来ない

やっと口を開いた時は1時間後、「胸が痛いの」
看護師さんを呼んで、担当医に相談してすぐに心電図をとって頂いたけど特に異常はなかった。
もしかしてリハビリが怖くて痛くなった

リハビリは足を動かすことからで、マッサージをしてくださったので気持ちが良かったのか、うとうと

「自分で動かさないと~」と言うと足先を動かして見せる

気分良く終わり、ご機嫌回復。
しかし…
血液検査の結果が悪く、貧血と血小板減少で輸血をするとの担当医の指示

また、針を刺すところを探す段階から「痛~~~い


刺せる血管が見つからず足の甲

点滴の針より太く長いので尚更…
「ちょっとチクッとするけど我慢だよ~」となだめすかしても「痛い



暫く何を言っても

気晴らしにジュースを飲ませるためにベッドを起こして、輸血をしているところをみると看護師さんに向かって
「大変なんだね~ごめんね~ありがとうね」と言葉が出た。
「あ~良かった。ご機嫌が直って

介護士の方にもむすっとしていたけど次に回って来た時には感謝の言葉が…
「○○さんは笑顔が似合うよ。よかった機嫌が直って…」
入れ代わり立ち代わり入ってくる看護師さんたちからも「機嫌が直ったね

輸血をするって本当に大変なんだ~

バーコードを打ったバンドを手首にするんだけど、それはお医者様しかできないそうで、
外来で胃カメラ検査中だと言う事で、それが終わるのを待って、バンドをするためだけに担当医に来て頂いた。
名前と血液型と輸血用の血液とを確かめて装着。
その後二人の看護師さんで、また読み上げ確認をして書面に書き留めて開始。
血液型を間違うと命にかかわるから念には念を入れて。
今まで輸血の経験が無かったのでこんなふうに遣るんだ~とじっと見ていた。
血小板の方は届き次第と言う事で帰る15時までには間に合わなかった。
先にした赤血球が2時間、血小板がの方3時間掛かる。輸血だけに合計5時間。
2時間の間に何度も血圧確認。何を遣るにも二人で確かめていた。
看護師さんにも、介護士さんにも本当に頭が下がる。
どんな時も患者に対して明るく接してくださる。