葛葉のもっと音楽を聞こおー☆

もっと色々聞いて下さいな (´・ω・`) ノ

グルーヴィンな1枚

2017-06-27 15:58:16 | Weblog
AHMAD JAMAL「ONE」(20th CENTURY FOX record)

50年代半ばから活動しているジャズピアニストAHMAD JAMALの1978年リリース作。
ソウル系のリリースが多い印象もある20th CENTURY FOX recordでの、最終作となるアルバム。
優しいグルーヴィンな曲調のタイトルトラックONE(AHAD)から気持ち良い。
通して爽やかな感じがして良いアルバムです。
バックバンドは当時のスタジオミュージシャンが多いみたいで、名は知らないのが多い。
ギタリストのJOHN ROWINは、ブルーノートのミゼル兄弟の作品によく参加してるみたいだし、GRADYS KNIGHT & THE HIPSのBUDDAHからのアルバムでも弾いてたり、経歴見ると聞いてたアルバムによく参加してる事が有ったみたい。
GARY BARTZの名盤MUSIC IS MY SANCTUARYにも参加。(ここにゎ大好きなSYREETAも参加してる)
ベーシストのSCOTT EDWARDSに関しても、STEVIE WONDERの70年代作(you are the sunshine of my lifeもこの人)、SYREETA、FOUR TOPSの大好きなmeeting of the mindsとか弾いてて、ネタ皿でおなじみのLAMONT DOZIERのBLACK BACHにも参加。
全曲同じメンバーでのレコーディングでは無いものの、グルーヴィンで気持ち良い楽曲が揃った名盤だと思う。
impulse!期とは違う作風で聴きやすいのゎレーベルカラーなのかな。
作風は近い感じで老舗MOTOWNに次回作をリリースするも単発で終わり、その後ジャズピアニストとしてソロやピアノトリオ作を80年代にリリースしてる。
なんか不思議と聞いてこなかったピアニストなだけに興味が湧いて来てる。

たまにゎ更新しないとですね;

2017-06-10 05:39:08 | Weblog
O.L.D.「FORMULA」

先日ふらっとdigしに行ったらこのテープが売ってた。
シュリンク付いてたから新品で500円とか。
開けたら中古だったけど、それでもこのアルバムって全然見かけないから良かった。
LPゎ存在しないみたい。
1995年リリースのO.L.D.の最後の作品。
REGURGETATIONを経て、名盤1st「OLD LADY DRIVER」のキチガイグラインドから2ndで変態インダストリアルになり、その路線で突き進んだ4thでラストのこのアルバム、とても聴きやすい。
鬼才james plotkinのセンスが光ってるアルバムじゃ無いのかな。
この手の音をあまり聞かないから似てるのってわからない。
ふわっとしたギターと歪んだベース、聞いてて面白いドラムと進行。
隠れ名盤じゃないか!って正直思った。
このアルバムの後、狂気の美学と緊張感が最高の域に達したKHANATEを2000年から6年間やる訳。
O.L.D.、KHANATEと並行しながら多くのユニットに参加もしていて、近年ではノルウェージャズ/フリージャズシーンでは有名なPAAL NILSSEN-LOVE(MATS GUSTUFSSONとのTHE THINGやKEN VANDERMARK、PETER BROTZMANNを始めとする数々のセッションに参加)との作品も有ったりと即興からノイズまで色々やってるみたい。
O.L.D.、久しぶりに喰らった感じがして良かった。