葛葉のもっと音楽を聞こおー☆

もっと色々聞いて下さいな (´・ω・`) ノ

JAZZA

2013-10-27 02:21:47 | Weblog
IRA KRIS GROUP「JAZZANOVA」(MPS)

しゃれおつなタイトル通りジャズにボサを足した、激レア人気名盤。
このアルバムタイトルからクラブの名前にもなってる。
CDも再発もあまりない分、なかなか出ないわけです。
内容聞いてその答えが。
1曲目から2本のギターとフルート優しいメロディを奏でながらも、ハイスピードなテンポで気持ちよく展開する、静と動の様な演奏。
スパニッシュなメジャーでの半音上がりとか♪
この1曲もMPSらしい趣味が現れてる気がする。
かっこいい。
3曲目もボッサしてる優しい曲。
ギター2本とフルートの優しいサウンドが堪能出来る。
音作りもドラムとベースを控え目で優しいし。
4曲目の最後にビートルズの、ジャズ界ではよく取り上げられる「」が現れる辺りも、MPSを感じちゃう訳で。
プレイ自体も少し熱い演奏でありながらリラックス出来る気持ち良い演奏。
6曲目ゎジャズ寄りな演奏を聞かせる。
アルバイト通して、捨て曲なんて無い、完璧に良い名盤である事は間違いない。
単なる融合を試したアルバムじゃなくて、明確なヴぃジョンを持って作られ、見事に完成した1枚だと思う。
オリジナルゎ前8000円まで頑張ったけど、やっぱり人気盤、無理でした;
このアルバイトゎオリジナルをハイエンドオーディオで聞いてみたい。
ギターのフレーズが繊細に浮き上がりそう。
ギタリスト目線耳線で聞いてみても、刺激がありそう。
とくにバッキングが。
熱々のブラックコーヒーと共にゆっくり聞きたい1枚です。
未聴の方ゎ是非!!

んたーたーたー、んたったったー♪



SONNY ROLLINS「NEWK'S TIME」(BLUE NOTE 4001)

ブルーノートの4000番台の幕開けとなったロリンズの傑作。
オーソドックスなプレイではあるけど、ジャズらしいプレイが堪能出来る。
なんかジャケがかっこいいんだけど、なかなか中古が出なくて聞いてなかった1枚。
ブルーノートのロリンズゎ、VOL.1/2が定番で、後ゎヴァンガードの3枚になるのかな?
個人的にゎVOL.2が好きだけど。
このアルバムの2曲目ゎケニードーハム作の「ASIATIC RAES」。
テーマのメロディがドーハムらしさを感じるminorで、その後のロリンズのソロも気持ち良い。
アルバム通して、ロリンズ作品ゎ1曲のみ。
演奏も7分無い短い演奏(といっても長いのかな?)が6曲と40分無いアルバムだから、疲れずに聞きやすい。
良くも悪くも、いつもながらな演奏だなって印象。

アヴァンギャルドな音楽。

2013-10-02 01:56:36 | Weblog
Petr Kotík「Nova Musicha N.14 First Record」(CRAMPS)

ライナーによると、1942年チェコ/プラハ生まれのアメリカ人フルート奏者だそうで、これがタイトル通り処女作となるみたい。
多重録音(ディレイじゃないのかな?)による28分に及ぶ1曲目「There Singularly Nothing N.1」ゎ、フルート好きな葛葉としてゎとても気持ち良い。
2曲目も25分ある「There Singularly Nothing N.11」。
バスフルートの様な響きで暗く重々しい空気の中で進む、幽玄的な音色に癒される。
好きな人にはハマる作品だなって思った。
退屈かもしれないけど、これゎこれで気持ちが良い。
癒しそのもの。

CRAMPSの「Nova Musicha」ゎ個人的にゎ揃えたいシリーズで、アヴァンギャルドな作品しか無い。
現代音楽か。
ジョンケージやアルヴィンルシアー、ウォルターマルケッティ、デヴィッドチュードアも出てる。
17枚しかないからすぐ揃えられそうでも、これが中古が出ないからw
CRAMPSゎイタリアの上質なレーベル。
AREAやDEREK BAILEY、STEVE LACY、Arti+Mestieri辺りが有名。

最近STOCKHAUSEN関連の作品も結構聞き返してて、癒しが欲しいのか現代音楽を聞く機会が多くなってるのです。
まだまだ聞いてない所も有るから、お金もないんでYOUTUBEで色々聞いてます。

最近気持ち良いなと思ったのが、
Karlheinz Stockhausen / Cosmic Pulses (2007)
後半につれて音がパルス状になっていくのが最高に気持ち良いです。
Stockhausen晩年の作品。
これとか地味に凄い。。。
Karlheinz Stockhausen - Mikrophonie 1 - Film 1966

フリージャズ系を処分始めてる中、色々聞き返していて、凄く良いなってアルバムもあるけど、未知な所はいつも色々なインスピレイションを与えてくれて、楽しい。
役立てられれば最高だな。

レアグル名盤

2013-10-02 01:13:15 | Weblog
Horace Silver「Total Response」(BLUE NOTE BST 84368)

ファンキーゴッドHorace Silverのレアグル名盤。
よーやく買えた訳で、CDだけど。
1曲目から歌もののファンキーグルーヴ、熱い。
確かに良い。
ソウルフルなヴォーカルのバックでファンキーグルーヴな演奏が絡む、最高に熱い9曲約42分ゎ充実した内容。
ネタとして使われる事も多いからオリジナル盤の高騰もあったけど、近年の市場では4000円弱にまで落ちて来た。
この内容は、確かに塩ビ盤で聞きたいと思わせてくれる。
オリジナル盤が2000円以下になったら欲しいかも。
ホレスゎ初期も良いけど、この頃のファンキーさは最高に好き。
ホレスの曲で多い「ダッダーンダッダー、ダッダー」ってビートも気持ち良い。
4曲目で聞ける「I've Had A Little Talk」がそれ。

このアルバムとか聞いて、やっぱり自分のルーツが感じられる。
結局本当にブラックミュージックが全てだって。
周りゎこの辺通ってない人ばかりだから、バンドでもグルーヴの感じ方が白い人が多くて。
何が気持ち良いかって人それぞれだけど、やっぱファンクやスピリチュアルなのは気持ち良いし、ゴスペル的なヴォーカルやソウルフルなヴォーカルとジャズってしっくり来る。
ブルースゎそこまでぐっと来るのは無いんだけど、好きでゎある。
その辺はジミヘン/クラプトン譲りなのかな?
レアグル好きゎジェームスブラウンの「IN THE JUNGLE GROOVE」が好きだった事からかな?
あとマーヴィンゲイ。
この辺はバンドに求めても難しいからね;
自分の中のグルーヴになる。

レアグルやファンク辺りを1日中聞いてたいな☆