舞妓さんのデビューの日を『店だし』と言います。
このお店だしの日、舞妓さんの『やかた(おきやさん)』には、一面この『お日柄』と言うおめでたい紙で覆いつくされます。
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○○さんへ、○○より、と書かれた紙には宝船、打ち出の小づち、七福神、鯛・・・等々の鮮やかでおめでたい絵が一面に書かれており、
お店だしの雰囲気をより一層艶やかなものにします。
この日、頂いたお祝いは言うまでもなくお母さんのお顔、お姉さんのお顔で頂くもので改めて「お母さんやお姉さんのお力はスゴイナ~」と
感心するのどした。
『本日はお日柄もよく無事にお店だしを迎える日のめでたき事』と言うことどすやろか?
祇園花街のええ風習の一つどすね。