昨日、お近くのお茶屋の女将さんの告別式がありました。
最近は葬儀場を使われることが多い昨今、ご自宅でのご葬儀に寄せて頂くのは私も久しぶりでした。
祇園町で行われるご葬儀は竹を使います。入口からずっと竹で作られた小さな水桶や箒、柵、等すべてが青竹で飾られます。
又、お花が沢山並ぶ事はなく、お花は花壇の様に美しく生けられ壁にお心遣い下さった方のお名前が木の札に書かれて並びます。
本当にはんなりしたお葬式です。
女将さんは98歳でお亡くなりになったのですが、流石花街の錚々たる方々の立礼、お参りに来られる方の多い事。
祭壇には女将さんが舞妓さんだった頃の写真が大きく脇に飾られていました。
多分今から85年位前の写真なのでしょうね。
何だかとても暖かくて良い御式だなぁ・・・と思いました。
お家から出してもらはった女将さん・・・幸せどすね
ちょっとええ、お話しどしたので書かせていただきました
合掌。