なでしこを狂わせた
アメリカ前半3分のセットプレー
[7.5 女子W杯決勝 日本女子2-5アメリカ女子]
わずか・・・開始3分でした。
なでしこジャパンにとっては予想外のプレーだ。
フィジカルに勝るアメリカの高さと
強さを警戒したなでしこの裏をかく
グラウンダーのボールがゴール前に入る。
一瞬、足が止まってしまったなでしこ。
中央を走り込んだロイドに豪快にゴールネットを揺らされた。
浮足立つなでしこにアメリカは容赦なく襲い掛かった。
5分に同じくセットプレーからロイドが追加点を奪うと、
同14分にはDF岩清水梓のクリアミスからホリデイに
ダイレクトで蹴り込まれる。
そして同16分、ロイドが超ロングシュートを決めて
ワールドカップ決勝戦では初のハットトリック。
徐々に地に足を付けた戦いを取り戻したなでしこだが、
序盤の4失点はあまりにも重かった。
俺的には2点はハンディキャップで上げてもいいな・・
なんて洒落てたけど・・
あの4点がなければと・・
試合後インタビューで、
「立ち上がりを気を付けていれば」
と悔いた佐々木則夫監督以下、
選手からも序盤の戦いぶりに悔しさがにじみ出る。
MF澤穂希が「取られてはいけない時間帯に3失点くらいしてしまった。
チームにとって痛かった」と話せば、
大儀見優季は「そこから追い付けなかったし、
本当に力不足を感じた試合だった」と唇を噛んだ。
今大会、なでしこの強みは
何といっても・・
試合序盤戦の強さ。
そして決勝に勝ち上がるまでの6戦すべてで
先制点を挙げて勝ち上がってきた。
先制された後の対処法に苦慮してしまったなでしこ。
立て直す時間を与えなかった
アメリカの集中力の勝利でしょうね。
まっ・
最後まであきらめずに
必死には走り通したプレーには
胸を打たれたオヤジでした。
ありがとう・・
なでしこ