世界一を決める決勝の大舞台での
ロイドのハットトリックは、
文字通りの快挙だ。
それもキックオフからたった16分間で3ゴールを獲った。
しかもですよ、
ハットトリックを完成させた16分の3点目は、
ハーフウェーライン付近から決めた50メートル超のスーパーゴール。
いくら記憶を辿っても、
これほど華々しい活躍は男女問わず思い当たらない。
アメリカが5-2で日本を圧倒した女子ワールドカップ決勝。
勝負を分けた大きな“違い”が、このロイドだったのかなっ。
ロイドは3年前のロンドン五輪決勝でも全2ゴールを奪っている。
佐々木監督が「いつも彼女にやられる」と語ったように、
日本にとっては悪夢のような存在だろう。
大会を通じてトップタイの6ゴールを挙げ、
ゴールデンボール(大会MVP)に輝いた32歳のMFは、
間違いなくアメリカを栄冠に導いた大きな原動力だった。
ただ、
なでしこに限らず、
この日のロイドとアメリカを止められるチームは
現時点では地球上に存在しない。
コンディションのピークをピタリと合わせた
準決勝 (ドイツに1-0)、
決勝は、それこそ無敵の強さを見せつけた。
もちろん、
なでしこも称賛に値する。
いきなりの4失点にも気持ちを切らさず、
27分に大儀見優季が決め、
53分にオウンゴールで2点差に詰め寄った時には、
ひよっとして、あるいはと思った。
決して勝負を捨てない日本の粘り腰を、
アメリカは4年前の決勝で思い知らされている。
二度のリードを追い付かれ、
PK戦の末に優勝をさらわれたあの敗戦は、
アメリカにとっては トラウマにも似た傷跡。
それだけに、
決定的だったのがオウンゴールの直後に
ヒースが奪った5点目。
このゴールがなければ、・・・・・
日本の反撃ムードは盛り上がっていた。
ロイドの1点目と2点目、
そしてこのヒースの得点と、
アメリカはセットプレーから3点を奪った。
周到な準備でもなでしこを上回った。
勝因はズバリここだったと思う。
ディフェンディングチャンピオンを破り、
史上最多3度目のワールドカップ制覇を果たしたアメリカ。
堂々たる勝利だった。
なでしこ世界で2番で大満足
課題はいっぱい見つかった、
意義あるワールドカップやったなぁ~
男子(サムライブルー)にコレをしろと言っても・・
所詮無理な話
レベル違いすぎるもん。
天晴れなでしこ
元サッカー少年のオヤジ