京都の歳時記

東福寺、伏見稲荷大社等の神社仏閣と祇園の舞妓、芸妓を中心に黒柴の小ざさが京都の美しい四季を紹介する 京都の歳時記

■『祇をん 歳時記』其の五

2007-03-16 21:46:43 | 祇をん

《芸舞妓は舞がいのちどす。》

これは何をしているのでしょう。

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「舞妓最後の日」のまじかの日、宴会の後のクラブでなにやら

手振り身振りをする舞妓「豆福」さん。

これは、2001年の4月、都をどりの舞を踊った後の、とあるクラブ

でのことです。

都をどりの舞でもないし、…。

これは、芸妓への衿替えの日までに先笄の髪型で舞う「黒髪」の

お稽古です。

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やはり、芸舞妓は舞が命ですね。

実際の、ままならぬ恋心を情感こめて舞いあげる「黒髪」は

後ほど紹介します。